ハムサラダくん 完読
「藤子不二雄物語 ハムサラダくん」 完読しました
- 藤子不二雄物語ハムサラダくん (別冊エースファイブコミックス)/吉田 忠
- ¥1,890
- Amazon.co.jp
1977年の作品なので、私が小学校に入るか入らないかの頃、
兄が毎月買う「コロコロコミック」に連載していたのです。
私は兄の「コロコロ」を借りて読んで、
ドラえもん、お化けのQちゃん、などなどたくさん読み漁っていました。
絵本よりも好きだったと思います。
藤子不二雄先生の一番弟子・吉田忠先生が書いているとのこと。
愛弟子は愛師匠をこんな風に見つめていたのかな、と思いました。
もしかして最後に出てくるハトの少年が吉田先生?
と、よけいな勘ぐりまで入れてしまった。
先々週、「入江雅人グレート一人芝居」と言う舞台を観劇。
その時に、全然関係ないのに突然思い出し、懐かしくなりました。
でもあとからわかったのです。関係がないわけでもなかった。たぶん。
入江さんは「まんが道」と言う作品を読んで襟を正される、とのこと。
実はこの「ハムサラダくん」は、「まんが道」を子供向けに書き直されたものです。
- まんが道 1 (GAMANGA BOOKS)/藤子不二雄A
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
「まんが道」から感動や意欲やエネルギーをもらう方が多い中、
私はその子供向けバージョン「ハムサラダくん」でエネルギーを頂きました。
夢をかなえようとして、まだ若い人生の中で見つけた目標に、
一生懸命走り続ける姿は、とても感動します。
ハムサラダくんに登場する、ゴリ先生、ジャンボ漫作、編集長・・・
みんなアツくて、濃くて、力強いです。
そして心が正しくて、お茶目で、かわいらしいです。
これって、入江さんの一人芝居に登場する人物に似てるな、と思いました。
入江さんの作品にも、うさぎとカメの小学生なんて、まるでハムサラダくんです。
力強くて、お茶目で、かわいらしい。そしてアツくて、めっちゃ濃い。
わたしから見ると、両者は共通点がいっぱいで、私に夢とエネルギーをくれます。
心躍る瞬間をたくさんくれます。
そして挫折してもつらい思いをしても、また頑張ろうという気持ちにさせてくれます。
だから大好きなんだな。
完読してまた心にキラキラしたものがやってきました。
あ~。面白かった。ウ('-'*)ン(,_,*)ウ('-'*)ン(,_,*)