料理が名刺代わりです。 -730ページ目
<< 前のページへ最新 | 726 | 727 | 728 | 729 | 730

甲府で酒ごはん

あ、最初のブログが甲府ですね。


よく仕事で出張に行っていた甲府や勝沼近辺も、


しばらくご無沙汰でした。


が、ちょっとした仕事ができまして、急遽夜から甲府へ。


まだどういう仕事でかというのはお伝えできないのですが、


午後に行われた会議には主任を出席させ、私は夕方電車に乗り込みまして。


主任曰く、会議中よりその後話をしたりしたほうが捗ったようです。


 


そして、甲府駅近くの「14番目の月」というお店にて、


地元の方々と集まり、会食。


地元産のワインがたくさん飲めるお店で、洒落た雰囲気でした。




酒ごはん研究所 所長のごはん日記


まず出てきたのは


トマトのサラダ レモンのジュレとクリームチーズ添え


これに合わせたのは、


中央葡萄酒の甲州鳥居平(ヴィンテージ失念)。


トマトがとても良いトマトで糖度が高かったので、


レモンのジュレが甘かったり、クリームチーズが甘かったのが残念。


むしろレモンピールなどが入っていて甘みより酸味が強い方が、


トマトを引き立ててくれたんじゃないかと。


そんな話を主任としていたら間に挟まれるようにその場にいらした、


ケータリング会社の方が「怖い」と一言(笑)。


大丈夫です。取って食いやしませんから(笑)。




酒ごはん研究所 所長のごはん日記


次に出てきたのは馬刺し。


山梨は馬刺しやモツ料理、有名なんですよね。


たまり醤油が出てきましたが、


たまり醤油なら赤ワインがいいですね。


白ワインを飲んでいたので、出来たらオリーブオイルと塩が欲しいところ。


……主任は我が儘言ってお願いしてましたが(笑)。


ワインは人数がいたので、次のワインに。


勝沼醸造のアルガ・ブランカ・クラレーザに。


前者と対照的な造りのワインです。




酒ごはん研究所 所長のごはん日記


そして太刀魚のグリル 焼き筍添え。


皮目もパリッと焼けていて美味しかったです。


筍、甲州ととても相性が良いんですよね。


山菜のようなほろ苦い風味が残っているものに合うと思います。


 


いろいろと話を進めつつ、また、いろんな質問を受けながら、


食事は進んでいきます。


ここで出てきたのがこれ。

酒ごはん研究所 所長のごはん日記


豚の角煮ですね。


ここで合わせるワインをいろいろ考えてみたものの、


何となく話がまとまらなかったので、


お店の人にお任せするという意地悪を(笑)。


前のブログにも書いていますが、


「ワインはお任せで」というのはソムリエの力量を試すようなものなので、


結構意地悪なオーダーの仕方なのです。


ここで出てきたのは、ダイヤモンド酒造さんのベリーAでした。


いいチョイスだなあと思いました(偉そう(笑))。




酒ごはん研究所 所長のごはん日記


と、そんなわけで、飲みきれない人はワインがこんな風に。


テイスティング状態になってますね(笑)。


ワインに関しても、どういう状態で開けてどうやってどこを飲むか、


どう飲むのが良いかなどと言う、


結構基本的なんですが意外と知らないことなんかを話しつつ、


サービスをする側にとって役に立ちそうな話をしていきます。


 


確かこの後山菜の天ぷらがでて、白に戻ろうかと思ったんですが、


シャトー酒折のベリーA樽熟成96と、


奥野田葡萄酒さんのベリーAだったかな?アンフィルターのを頂き、


今回相談していたのとはまた別な企画の話になり、


参加していた40代以上の男性群大盛り上がり(笑)。


これもまた楽しい企画に出来たらいいねと言うことで、


この日はあまり飲まずに仕事の話を終えることが出来ました。


もっと飲まされるかと思っていたからちょっとほっとしちゃいました(笑)。


 


宿に戻ってからさらに主任と打合せ。


何をどう動かしていくべきか、どうしたらいろんなプランが実現するか、


そうしたことの作戦を練ったりして、翌日に備えて早めに寝たのでした。


 


なんだかんだ言って、山梨、面白いです。


食材も意外と豊かだし、いじり甲斐があるなあと思いました。


具体的に話が動き始めたらいろいろな人を巻き込みつつ、


面白いことがしていけたらなと思っています。


<< 前のページへ最新 | 726 | 727 | 728 | 729 | 730