コート紙・マット紙の色の見え方が違う仕組み | 印刷処さかわ 印刷部録/フンドウショップ

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菊花開(きくのはなひらく)の頃。
もともと、菊の花は日本の秋を代表する花だそうで。
秋ですね。はい、店長ゆーみんです。1


非塗工紙(上質紙など)では色が沈んで見え、
塗工紙(コート紙・アート紙など)では色が鮮やかに見えます。
これは前回の復習。(復習したい方は→こちら

塗工紙を図で見ると、こうなります。

$印刷処さかわ 印刷部録-コート紙(鏡面反射)

表面が滑らかなため、光の反射との関係で、
鮮やかな色再現と光沢が出ます。
(鏡面反射)


さて、これら塗工紙の中にも、艶を抑えたマットな仕上がりにする
マット紙(マットアート紙・マットコート紙)があります。

柔らかい仕上がりになるのですが、色の彩度は落ちます。
光の乱反射によって、光沢が抑えられるような表面処理がされているからです。
(拡散反射)

$印刷処さかわ 印刷部録-マット紙(拡散反射)


紙の表面加工によって、同じ色でも見え方が変わってきます。
仕上がりイメージの違いによって、用紙を選んでみて下さい。
それでは、今回はこのへんで。
では、また!






$印刷処さかわ 印刷部録-店舗バナー(アニメ)
紙でも布でもどんとこい