マグロと言えば・・大間のマグロと原爆マグロ(ビキニ水爆実験の話) | 原発解体!!!

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あんまり原発自体のデータがないので勉強します。
使える記事は転載で使ってください。

MIXI 原発解体 コミュ
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ヒバク・被曝・被爆・癌・医療
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3696088

マグロと言えば、日本近海では、青森沖の大間のマグロが有名ですが、皆さん、大間に原子力発電所出来るのはご存知ですか。

ここは原発予定地のすぐ傍に人が住んでるにもかかわらず、着工したという人権無視な、とんでもないところで(人権無視といえば原発なんて、どこもそんな感じでしょうけど人が住んでるのを無視したのはここだけ。)

大間原発については、大間原発wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%96%93%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80

で、ここ、MOX燃料と言って、プルトニウム混合燃料を使うわけです。ウランだけの燃料より毒性が高いやつです。MOX燃料、これから日本に持ち込まれて実験でもするかのように使用されようとしてますが、大間原発はMOX前提の炉で、今までやったことのないことをするわけです。恐ろしいですねー。マグロちゃんが放射能まみれになる可能性があります。タダでさえ、青森県近海は核だらけなのに。金持ちの皆さん、大間のマグロをありがたがって食べてる場合ではなくなるかもよ。今からでも遅くないので是非稼動させないようにしましょう。稼動してないので解体費用は安くつくでしょう。MOX炊いてからじゃ大変なことになるよ。

更に言えば、大間の近所にも活断層があります。
火山の影響もあると思いますが加味されていません。

他の原発の近所にも活断層があります。MIXIやってる方は時間あったらここ覗いて見てください。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21353836&comm_id=2462654


で、マグロと言えばもうひとつ、思い出されるのがビキニ環礁の水爆実験でヒバクした、第5福竜丸と、原爆マグロです。


wiki第五福竜丸
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%94%E7%A6%8F%E7%AB%9C%E4%B8%B8

より、抜粋転載●↓


1954年3月1日、第五福竜丸はマーシャル諸島近海において操業中にビキニ環礁で行われた水爆実験(キャッスル作戦・ブラボー(BRAVO)、1954年3月1日3時42分実施)に遭遇し、船体・船員・捕獲した魚類が放射性降下物に被曝(間接被爆)した(放射能に曝(さら)されるのは「被曝」であるが、原水爆に晒されることは「被爆」という)。実験当時、第五福竜丸は米国が設定した危険水域外で操業をしていた。危険を察知して海域からの脱出を計ったが延縄の収容に時間がかかり、数時間に渡って放射性降下物の降灰を受け続けることとなり第五福竜丸の船員23名は全員被曝した。後に米国は危険水域を拡大、第五福竜丸以外にも危険区域内で多くの漁船が操業していたことが明らかとなった。この時の水爆実験で放射性降下物を浴びた漁船は数百隻にのぼるとみられ、被曝者は2万人を越えるとみられている。

この予想以上の深刻な被害は当初米国がこの爆弾の威力を4~8Mtと見積もり、危険区域を狭く設定した事が原因である。爆弾の実際の威力はその予想を遥かに超える15Mtであった為、安全区域にいたはずの多くの人々が被曝することとなった。

第五福竜丸の水爆災害(とりわけ久保山が「原水爆による犠牲者は、私で最後にして欲しい」と遺言して息を引き取った事)は、当時の日本国内に強烈な反核運動を起こす結果となった。反核運動が反米運動へ移ることを恐れた米国は日本政府との間で被爆者補償の交渉を急ぎ総計200万ドルの補償金と「米国の責任を追及しないこと」の確約を日本政府から受け、事件の決着を図った。また事件が一般に報道されると「放射能マグロ」の大量廃棄や、放射能に対する漠たる不安感から魚肉の消費が落ち込むなど生活にも大きな影響を与えた。

広島への原爆投下、長崎への原爆投下によって「日本は被爆国」であるとされるがこの第五福竜丸の被爆を含め、「広島、長崎、第五福竜丸」と日本国民は原子爆弾・水素爆弾と両核爆弾の被爆(被曝)体験を持つ国民となった。

第五福竜丸は被曝後、救難信号(SOS)を発することなく自力のみで焼津漁港に帰港した。これは、船員が実験海域での被爆の事実を隠蔽しようとする米軍に撃沈されることを予測していたためであるともいわれている[1]。


・・・


福竜丸だけが有名ですが、他の人タチはヒバクしたということを知られるとマズイ、差別されるということで、言えなかったみたいですよ。ヒバクすると子孫まで影響が出ますからね。放射能の被害というのはそう言う秘密を人に強いる。非人道的な汚染であると言えるのではないでしょうか。放射能汚染だけでなく、世代間に影響及ぼすものはどれもそうかもしれませんが。


http://www.koto.ed.jp/tatsumi-sho/tatsumi-sho-hp_126.htm
から転載


4、原爆マグロの被害


 東京の築地の大市場に運ばれたマグロは、あわてて放射能が測定され、全部捨ててしまわなくてはならなくなりました。
 このできごとの持つ非常に重要な意味を、みなさんぜひ考えてください。その一番大事な点、ビキニ事件と言われる被害の重要な点は、この第五福竜丸だけの被害で終ることのなかったという点にあります。

 当時の厚生省が調べて発表した数字だけで、この第五福竜丸という船以外、18もの港の検査で、856隻という信じがたいたくさんの船が、また、約500トンというマグロが調べられ、捨てなくてはならないという事件に発展したできごとでもありまし た。
築地から移された「マグロ塚」
水爆実験によって多大な被害を被った水産業界の反核への思いが込められている


 「原爆マグロ」「爆マグロ」といって、マグロが食べられなくなってしまいました。おすし屋さんなどは、どんどん倒産してしまうということも起こりました。マグロだけではありません。 しだいにお魚を食べなくなってしまいました。魚市場は閉鎖され、お魚屋さんは開店休業に追い込まれました。当時、日本国民はお魚から貴重なタンパク質をとっていたわけですから、これは 国民の生活、命をおびやかされたできごとでもありました


どうしてそういうことが起こってしまったのでしょうか? 想像していただきたいと思います。これは水爆実験によって海が汚染されてしまうということを引き起こしたからであります。

 ビキニ環礁の3月1日の実験を皮切りに、この海域で合計6回の水爆実験が行われています。 アメリカは第五福竜丸が日本にもどって、被害が明らかになるにしたがって、危険海域というものを少しずつ広げました。しかし、残念ながら、危険海域だけに放射能はとどまってくれなかったのです。ビキニ環礁の近くに大きな海の流れがあります。北赤道海流というものです。太平洋を渡って、和歌山県から銚子の方に流れていく黒潮の流れにつながっているのですが、その流れに放射能を帯びた海水が広がって、その流れのある海域全体を汚染してしまうことになってしまったのです。放射能を帯びた粉は、海の流れに乗って広がっていったのです。

 ビキニ環礁の近くに、ロンゲラップ環礁といったものがありますが、当然ながらその島の島民も、死の灰をあびて被爆し、今なおその後遺症で苦しんでいるのです。

・・・・

これは、昔終わった話ではなくて、大間原発もそうですが、六ヶ所再処理工場が稼動すれば、垂れ流される放射性廃液で又同じようなことが起こってくるでしょう。


マグロの漁獲高減ってるそうですね。

wwfだとマグロ取りすぎて減ってるってことですが、マグロ減少について、こんな記事。
http://www.wwf.or.jp/activity/marine/sus-use/tuna/problem/index.htm

上のURLで比較的取れるとされたミナミマグロも危機。

ミナミマグロが減っている。
http://www.enviroasia.info/news/news_detail.php3/J06012502J


マグロ汚染といえば、

水銀問題  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD#.E6.B0.B4.E9.8A.80.E5.95.8F.E9.A1.8C

海洋の食物連鎖の頂点に存在するマグロは、水銀等の有害物質を蓄積しやすいという指摘がなされている。アメリカのFDAは、2003年に妊婦のマグロ摂取量制限の勧告を行っている(6オンス=約170g/週)。実際にニューヨーク市では、2007年、幾つかのすし料理店において基準値を越す水銀が検出された[2]。

日本でも厚生労働省による見解が2003年と2005年に示された。2003年の発表において海外の調査報告が行われ、2005年の発表では妊婦の摂取に関して言及している。そこでは便宜的に有機水銀を単に水銀と表記している[1]。


ってのもありますね。放射能濃縮はどうなんでしょう。


ビキニ事件のあと、調査船が出たようですが、その時のレポート。

第32回 俊鶻丸の航海
http://www1.odn.ne.jp/aaj34620/seminar/jisou/hn-32.htm
第33回 最大の汚染
http://www1.odn.ne.jp/aaj34620/seminar/jisou/hn-33.htm

で、
レポート33から抜粋ですが、これは原燃なんかが、放射性廃液は水に薄まるから大丈夫だと言う意見と真向から反対の現実ですね。なかなか興味深い。

■水の混じりにくい海洋
 海の表面近くには、水温が高く、したがって水の密度が低い層があって、ちょうど沸かしたての風呂の湯のように、温かい水が表面に浮かんでいます。この温かい水は、下の水と容易に混じり合いません。この層の厚さは50メートルから100メートルくらいで、水はその中ではよく混合しているから、この層のことを混合層とも言います。混合層の下では水温が急に下がり、したがって密度が急に増すために混合層はその上に浮かんでいるのです。海洋の深さは平均3800メートルもあって、海洋には確かに巨大な量の水があります。しかし海水の密度は底に近づくほど次第に大きくなり、上下に安定な成層をなしています。したがって上下の方向に水を混合することは非常に困難です。
 海洋に廃棄物を棄てても、水がたくさんあるからすぐ薄められてしまうと考えがちです。しかし、それは間違いです。海洋では水は水平の方向にも、密度の違う異質の水が互いにモザイクのように並んでいます。その境は不連続面で仕切られていて、水は交換できません。そのモザイクの中を、海流がまるで大河の水のように流れているところもあります。海洋では水は水平の方向にも、簡単には混じり合わないのです。
 ビキニ環礁の付近から流れ出した放射性物質は、深さにして、せいぜい100メートルくらいの(混合層の厚さ)、幅は数十キロから数百キロくらいの狭いベルト状になり、その大部分は西の方向にゆっくり流れていました。ビキニ・エニウエトク環礁から1000キロ以上離れたところでも、海水中の放射能を容易に検出することができたのです。


そういえば、最近肝臓癌が増えてるとか言いますが、ヒバクした人に肝臓に症状見られる人が多いんですよ。もちろん、ヒバクしたら肝臓だけじゃなく、腎臓やら、前身に症状でますが。


低線ヒバクの危険性についてですが、正直どれくらい影響受けてるのか考えるとコワイです。

(閾値説しか認めたくないどアホウな原発、放射能汚染推進派の皆さんもいるみたいですが)免疫系の病気の増加、不妊の増加、若年性アルツハイマーの増加、ナニか進行してる感じがひしひしとします。もちろん、すべてが放射能のせいだとは私は言いきりませんが、複合的な理由の一旦として加担はしてるのではと考えています。