ヴィクトリアマイル予想。 | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変長らくお待たせしました。それでは、今日東京競馬場で行われます「春のマイル女王決定戦?」ヴィクトリアマイルの予想です。




【レースの見解(再掲載)】


ほぼアパパネ対明け4歳馬の図式。果たしてどちらのレベルが高いのか…その答えは「昨秋のエリザベス女王杯で出ている」と言われている。距離適性や状態もあるが「アヴェンチュラとアパパネの間には1クラス以上の差がある」というのが情報通の間の認識。昨年は女傑ブエナビスタを破ったが、単にブエナビスタが走らなかっただけとも言える。ましてやピークを過ぎた感がある今、明け4歳馬のレベルに屈してしまう可能性は高い。1人気ではあるが…馬券の急所はその4歳馬にありそうだ。


◎14 オールザットジャズ

○10 フミノイマージン

▲ 1 マルセリーナ

△ 7 アパパネ

   3 キョウワジャンヌ

  11 アプリコットフィズ

  12 ホエールキャプチャ

2 レディアルバローザ

【本命馬の話し(再掲載)】


鞍上藤岡佑介騎手は2走前から手綱を取っているが、実は「阪神でラシンティランテの依頼があったんですが、どうしてもこの馬に乗りたかったんで中山行きを決めたんです」という話があった。前走時は「Vマイルまで乗せてもらえることが決まったんです」と勇んで福島遠征。近いヤツに聞くと「相当惚れ込んでいるみたいです」との事だった。その福島牝馬Sを横綱競馬で勝ち、堂々と東京へ参上。「先週は秋山が悲願を達成したし、今週はユースケがやってくれるのでは」と栗東では囁かれている。過去に悔しい思いは何度もあり経験としては十分、10年目の節目となる今年、相当気合いは入っている。


【悲願の「G1制覇」にエスコートするノリちゃんの本心は・・・・?】


・12 ホエールキャプチャ・・・・前走は久々で5着だったが、「太めの上に斤量を背負っていたので仕方ない結果でした」と陣営。札幌以来の騎乗となったノリちゃん(横山典弘騎手)も、「前半少し気負っていたし、追ってからの反応も良くなかった。掛かったというより久々です」と敗因を分析していた。その後は一旦放牧に出して、ここ一本に絞って調整。「中間の動きは前走時とは違っています。これなら力を出せると思います」と今回は陣営も仕上がりに自信を持っている様子。「桜花賞もオークスも乗り方次第ではもっと際どい勝負になっていて、勝っていた可能性さえあります。マイルにも実績があるし、東京コースでの実績も十分なので、改めて期待します」とココが本番と力が入る関係者。



【やっぱり、「3冠牝馬」に死角がある?】


・7 アパパネ・・・・休み明けは走らないし、初の1400mだった事を考えれば、前走7着でも叩き台として割り切れる。目標はあくまでもこのレースで、今回は2週続けて北Cコースで併せ馬で追い切りを行った。「動きに迫力あって使った上積みは大きいです。今回は体も500キロ切ってくるでしょう。やるべき事は全てやったし、メンタルな面では何も問題はないので、これでもし負けたらしょうがないくらいの気持ちです。勢いのある馬も出てきましたが一番強いのはウチの馬です」と陣営は納得の表情。木曜日に発表された馬体重は502キロと前走より僅か2キロしか減っていなかったので、一部では「あれだけやったのに?」、「ソロソロお母さんになる準備で繁殖モードに入ってきて体重が減らないのかもしれない」との話もあるが、数々の大きなレースを勝っている経験豊富な厩舎だけにやれる事は全てやったようだ。昨年はこのレースで最強牝馬のブエナビスタを敗った実績、叩き2戦目にキッチリと結果を出すタイプ、マイルに替わる事を考えれば、今年のメンツならアッサリと勝たれても何ら不思議はないところだが…?