ステイヤーズS、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

お待たせしました。それでは、今日中山競馬競馬場で行われますステイヤーズステークスの有力馬の情報です。なお、「?」で画された馬の正体に付きましてはレース後にでもお話しします。



【展開予想】


日本最長の重賞レース。ハナ争いを演じるのは外枠に収まったゴールデンハインドとドリームセーリングの2頭。が、先のことを考えれば2頭がビッシリ競り合うことは考えられず、1000m~2000m付近ではペースが落ち着く。そこで一気に仕掛けて、レースが忙しくなることも想定しておきたい。

【有力馬情報】


・1 フォゲッタブル・・・・昨年2月にダイヤモンドSを制してからは、やや精彩を欠いている感のある同馬。が、追い切り注目馬として取り上げられていたように、ここに来て急ピッチに調子を上げてきているようだ。体調に問題がないとなれば、あとは力関係。だが某情報筋はこれに胸を張って応える。「そのダイヤモンドSを勝った直後の天皇賞・春では1番人気にまで推されたほどの馬。ステイヤーとしての資質なら、このメンバーの中でも上位であると断言できる」とキッパリ。1年10ヶ月ぶりの勝利も期待できよう。



・???????・・・・アルゼンチン共和国杯では残念ながら敗れてしまった同馬。が、前走のレースぶりに対して某情報筋は、「確かに負けたのは残念だったけど、決して悲観する必要もないと思う」と一蹴。「この馬なりにではあるけど、最後までしっかり伸びていたからね。何よりも使った後が本当にパンとしてきた。もともと距離は伸びれば伸びる分だけいいタイプだし、今回は間違いなく前走以上にやれると見ていいだろうね」と続けた。近年アルゼンチン共和国杯組の中でも、特に敗れた馬からの巻き返しが目立つ当レース。今年、そのアルゼンチン共和国杯からの距離延長、コース替わりを味方に付けるのは、同馬だ。

・7 モンテクリスエス・・・・「結局のところ冬馬なんだよ、この馬は。だから陣営は、休み明けと言えどもしっかり馬を造ってきた」とのコメントは某情報筋より。「先週はまだちょっと重たい感じもしたけど、今週の動きは本当に良かった。何より3000m超のレースでは、常に安定して力を発揮する。一昨年が3着、そして昨年が4着。今年こその気持ちは、どの陣営よりも強いだろう」。もうじき7歳を迎えるが、今週の動きは未だ能力の衰えを感じさせないもの。休み明け初戦で嫌われるようなら、却って妙味もあると言えよう。

・3 イグアス・・・・準オープンの身ながら前走(比叡ステークス3着)後はすぐにこのステイヤーズSに矛先を向けてきたイグアス陣営。それももちろん、「勝負になる」と踏んでいるからこそ。当然会議出席者の間でも、「初の3000m超のレースで、一気に素質開花の可能性も」「雨で馬場が渋ることを考えれば、前々で運べるのは大きな強み」「姉のディアデラノビアと違って、同馬に関しては折り合い面にもまったく心配ありません」など、同馬を後押しする声が多数。「できれば菊花賞に出したかった」というのが、派遣メンバーから上がった陣営の本音。その鬱憤はここで晴らす。

・4 ヤングアットハート・・・・前走の福島記念は久々の影響があってプラス18キロ。陣営からの談話は、「正直あそこまで増えていたのは誤算だった」というもの。加えてその前走を振り返って某情報筋は、「直線で他馬にぶつけられたのも痛かったね。あれでちょっと馬が嫌気を出して走るのを止めてしまった印象」と。「力を出し切れずに終わってしまったので、前走は参考外」が、会議出席者の見方である。となれば、「叩いて上積みが見込める今回は、当然見直す必要がある」というのが当然の見解だろう。過去に戦ってきた相手を見ても、ここで見劣ることはない。


・8 ビッグウィーク・・・・昨年の菊花賞馬ビッグウィーク。ここはそれ以来の長丁場のレースとなるが、その昨年の菊花賞を振り返って某情報筋は、「昨年の菊花賞は1000m通過が1分1秒フラット、2000m通過が2分5秒5。決して早い流れではないが、5ハロン目に12秒フラットというラップを挟んでいるのがポイント。ここでもまったく折り合いを欠くことなく、2番手から力強く押し切ったのはやはり地力の証。天皇賞の速い流れを経験したのは間違いなくプラスになるだろうし、鞍上ルメール騎手も心強い限り」と。菊花賞馬の復活、さらには来春の天皇賞に向けても、ここで大崩れするわけにはいかない。

・9 マイネルキッツ・・・・前走京都大賞典後、陣営は「この後はジャパンC、有馬記念の2戦」という話をしていたが一転、ジャパンCをパスし、こちらに回ってきた。「名より身を取りに来たってこと。それだけ勝負気配にあるね」と切り出した某情報筋、続けて、「この馬は長くいい脚を使うからロングスパートを掛けられる中山が一番力を発揮できる舞台。京都の下り坂を利したスパートもいいけど、もっと力の要る馬場の方が良い分、こっちの方に適性があると思う」と自身の見解を披露。一部では年齢的な衰えを心配する声も上がっていたが、前走はスローペースながら33秒台の脚を見せてくれた。まだまだ見限るのは早計だ。

なお予想に付きましては、真に勝手ながらお休みさせていただきます。ご了承くださいませ。