毎日王冠、有力馬情報? | さかなくんのパカパカ日記

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『談話室「さかなくん&ブサ雄」』の競馬版です。競馬に関する話を主に書いています。

大変遅くなりまして申し訳ありません。それでは、今日東京競馬場で行われます毎日王冠の有力馬の情報です。ただし、?の馬についてはレース後にでもお話しします。


※おことわり

本日は東京地方は1日中雨が予想されています。この後の天候しだいで馬場状態が変わる可能性がありますので、その点を考慮の上馬券検討をしてください。



【展開予想】


シルポートの単騎逃げ。シルポートが自分のペースで逃げられるとなると、開幕週の馬場状態の恩恵も加味すると怖い存在になる。状況次第ではアリゼオやショウワモダンも並びかけてくることも考えられるが、無理せず前で勝負するより出来ることなら後方で脚を溜めたいということで、ハイペースになることは考えにくいでしょう。

【有力馬情報】

・アドマイヤメジャー・・・・現在、未だに重賞未勝利で賞金面に不安を抱えるアドマイヤメジャー。今のままでは確実に天皇賞秋を除外されてしまうため、関係者は「とにかく賞金加算しなければ」と躍起になっている。朝日CCでは比較的手薄なメンバーながらも届かず3着だったが、決して悲観する内容ではない。休養明けで尚且つ、先行馬有利なペース、開幕週の馬場状態も考慮にいれれば、同馬にとってどれほど不利な条件が揃っていたかお解かりになるだろう。休養明けを一度使ったことで馬体にハリが出て前走以上に体調は良さそうであるし、東京は初挑戦になるが、東京の広い直線は長く脚を使える同馬にとって間違いなくプラス条件。またオフレコ情報なため全てを語ることは出来ないが、アドマイヤメジャー陣営の関係者がここで最も警戒しているという○○○。関係者はその馬に先着できるかどうかが賞金加算のボーダーラインと見ているようで、道中はとにかくピッタリとマークし、直線で軽く仕掛けて先着する作戦を考えているようだ。
これまでは流れに任せて後方から勝負をかけることが多かった同馬だが、この一戦ではこれまでと違った新味も見せてくれそうだ。

・???????・・・・「秋はしっかりと体勢を整えた上で、理想としては毎日王冠から始動しようと思っています」と前走後に関係者が口にしたように、秋競馬に備えきっちりと体勢を整えてきた。休養前の前走では明らかに馬体にも実が入っておらず、集中力も良かった頃に比べて少々劣って見えたが、夏にしっかりと休養を取りつつ余裕を持って仕上げられたことによって充実感が感じられるようになった。
これに対し元調教師である某情報筋は「この馬は体質が強い方ではないので休み明け初戦が肝心なんです。初戦からキッチリ仕上げておかないと、2戦目以降はうまく調子が上がらない傾向が多々見受けられます。そういう背景もあって、今回は万全に仕上げてあるようですので、休養前の前走と比べたら別の馬のように感じても不思議じゃありませんね」と前走からの変わり身を強調。当然ながら、ここでは有力候補の一頭に挙げられよう。

・ショウワモダン・・・・今年の春に本格化したショウワモダン。以前まではキレ味不足のため雨の道悪馬場にのみ馬券対象とされるような評価だったが、一変して安定した末脚を見せる名マイラーにまで評価を押し上げた。もちろん、道悪馬場を得意とするのは今も変わらずで、昨日から降り続いている雨は当然ながら恵みの雨と言って過言ではないだろう。同馬について元騎手である某情報筋は、「道悪はプラス材料だし59キロも以前背負って全く苦にしなかったし問題にはならないね。ただ、使って仕上げていくタイプだけに初戦からこのメンバーの中で頭までって考えるとどうだろうねぇ…。追い切りを見たら随分と脚捌きもスッキリとしてきたし問題ないと思えたから、買い目には拾っておく必要があると思うけどね」と、少々控え目な評価。しかし、春の実績から考えれば有力候補には間違いなく、ここでも抑えておく必要があるだろう。

・マイネルスターリー・・・・度々、出遅れが目立つマイネルスターリー。前走の敗因も、最内枠がアダとなり、ゲート内で長時間待たされたことで苛立ち、当時上騎乗していた三浦皇成騎手も道中はなだめるのに精一杯だったと言う。(ただし、三浦騎手は今回はスマイルジャックに騎乗。)しかし、今回は後入れの偶数枠で、それほどゲートで待たされる心配もなく、東京コースは3戦してまだ一度も掲示板を外していないほどの得意コース。上手くゲートを出て、中団につけて、終い差す競馬ができればここでも通用する能力はあるだろう。夏もしっかりと使われてきた同馬。関係者によれば、今後は天皇賞秋にもマイルCSにも向かうことは考えずに、とにかくここで勝負とこの一戦をメイチで挑むとのことで、他馬が今後のローテーションを考えての出走ということを考慮に入れると、魅力的な一頭と見て取れる。

・シルポート・・・・前走のオールカマーから中1週で出走を決めたシルポート。関係者は本来、相手関係も楽な東京3週目の富士ステークスを視野に入れて調整していたというが、この中間はとにかく元気一杯で、毎日王冠でも通用すると判断し、急遽出走を決めたようだ。最近もこの馬と同様なパターンで出走を決めた馬がいるのだが、皆様は覚えているだろうか?そう、朝日CCの時のプロヴィナージュだ。その時はクイーンSから京都大賞典を使い、エリザベス女王杯に向かうローテーションを関係者は思い描いていたといういのだが、予想以上にイイ状態に仕上がってしまったため、佐藤哲三騎手から「これほどイイ状態なんですから今すぐ使うべきです!」と直談判されて朝日CCに出走し、結果2着と好走してみせた。今回のシルポートに関しても、前走後は富士ステークスへと向かう算段だったのだが、この中間に全く疲れが見られず、あまりの状態の良さから「毎日王冠は富士ステークスより相手は強いが十分に通用するだろう」と関係者の判断により、ここを使うことになったという。
先行脚質の同馬にとって東京の開幕週という点も魅力で、東京コースは7戦して1着2回2着3回の好成績。強力な同型も居らず、マイペースで楽に逃げを打てる今回は、先行逃げ残りの可能性は十分にあるだろう。

・ペルーサ・・・・ダービーでは皆様もご存知の通り痛恨の出遅れ。さらに極めて稀なほどのスローペースで先行勢が断然有利な流れに泣いたペルーサ。「ゲートさえ上手く出ていたら結果は違っていたと思うよ」と以前に坂井が言ったように、秋の重賞戦線を戦うためにしっかりとゲートの練習を重ねてきたようだ。その効果もあって、ゲート内での駐立時もしっかりと落ち着くようになった。以前の弱点を克服したとすれば、あと気になるのは今回の状態面。某情報筋からの報告によると「以前より目方も増えて、体つきも随分とガッシリして見えます。脚下を見ましても、しっかりと地面を捉えるような歩様をしてますし、多少の道悪なら全く影響ないでしょう」とのこと。また、関係者からは「この中間はウォータートレッドミルという設備を取り入れて、テンションを上げることなくじっくりと仕上げることが出来ました。目標はまだ先にあるので100%のデキとは言えませんが、相手もそれほど強くないですし、今のデキでも通用すると思います」と自信を持って挑戦してくることが伺えた。勿論、有力候補なのは間違いないのだが、目標はこの先。天皇賞秋を占う意味でも、同馬の動きには注目したほうがいいだろう。