温灸器とねりモグサ（慢性の肩こり、腰痛などに使います）

当院で使用している温灸器です。

鉛筆みたいのは「ねりモグサ」です。

ねりモグサに火をつけ温灸器の中に入れ、温灸器に布を巻き患部に温熱刺激を与えます。

なおこの行為は正式なお灸の位置づけになる為、国家資格の「きゅう師」しか他人に施すことができない法律になっています（医師は除きます）

当院ではこの温灸器をおもに「ビワの葉温灸」に使用していますが、普通の温灸としても使用することがあります。

簡単に言うと、ビワの葉を使わない温灸です。

ビワの葉の効能などはありませんが、患部を温める効果は十分あります。

慢性の肩こり、腰痛などの運動器疾患、むくみ、冷え性などの症状によく使用します。

最近は当院の患者さんに多い「円形脱毛症」の治療に温灸器を使い患部の血行をよくすることもあります。

温灸器を試したい方は、気持ちよいお灸ですのでお気軽に体験してくださいね。

（お灸普及委員会）