専門学校時代に使用していた「解剖学」の教科書です。
中身はこんな風になっています。
「解剖学」は基本中の基本です。
これが理解できていないと「肩こり」や「腰痛」「五十肩」などの運動器疾患などはもちろん、内科疾患や円形脱毛症やダイエット、美容に関する基本的なこともわかりません。
この教科書は厚生労働省が承認したものです。これを3年以上学ばないと国家資格が取得できません。
しかし、実はこの教科書は市販されています。
なので、無資格者養成学校の整体スクールやカイロドクター学院なども授業で使用しているところもあります。
聞いたところ、数週間~2年ぐらいかけて筋肉の名前などを中心に学ぶそうです(普通筋肉ならば起始停止が重要なのですが…)
ですが、ハッキリ言ってこの教科書は基本を書いているだけで実践的ではありませんので、国家資格の学校は3年以上の月日をかけてより深い内容を学びます。
特に東洋医学の世界は、解剖だけでは分からない「陰陽」「五行」などの世界です。
分かりやすく言うと漢方薬局によく書いてある「気血」の世界で、概念は解剖だけではないので解釈などが大変です。
鍼灸師の勉強はいつまでも続くのです…
(症状の説明で現代医学と東洋医学がごちゃ混ぜのなる係)