上海のシンボル的存在「東方明珠塔」である。
小生、一度来てみたかった。
さっそく入場券を買って入り口に並ぶ。
一人ひとり荷物検査しているので大混雑である。
最近増えているテロの影響であろう。物騒な世の中になったものである。
30分程かかって、やっと展望台へのエレベーターに乗り込んだ。
エレベーターの中は外国人ばかりである(小生も外国人であるが…)
小生が言う外国人とは欧米人のことである。東洋人とは別物なのである。
数人の大きな欧米人の脇で小生が小さくなっていると、隣でエレベーターガール(!?)が「東方明珠塔」の説明を英語と中国語で始めた。
そして、エレベーターガールの「Thank you 」の言葉で説明が終わると、待っていたかのように欧米人が「Thank you 」と声を合わせて大きな声で答えた。
小生、少しビックリした。
表現がオーバーで日本人とは、反応、表現が少し違うみたいである(でも、小生が小声で「Thank you 」と言ったのは内緒だ)
展望台に着いた。
なかなかの絶景である。高い入場料を払った価値があるようである。
建設中のスカイツリーとやらも同じような絶景が見れることであろう。
「東方明珠塔」の観光を終え、南京路の味千ラーメン(!?)で食事をし、小生は南京西路の「静安寺」に向かった。
小生、実は「四国野宿へんろ」の途中の身である。留学が終わり次第続きを歩くつもりである。
なので、一応修行中の身であるので、「静安寺」に寄ることにしたのである。
「静安寺」は三国時代に創建された寺のようで、なるほど荘厳な雰囲気である。
小生が建物内に入ると10人程の僧が、お経を読んでいた。僧は黄色の袈裟を着ていて一心不乱にお経を読んでいる。すべてが本物である。日本の僧とは少し違うのである。
その光景に小生、鳥肌が立ってきた。
いいものを見させてもらい、、わざわざ「静安寺」に来たかいがあったのである。
もう暗くなってきたので、上海最初の休日はここで切り上げることにした。
明日からは、また「はり修業」の日々が待っているのである。