出願人異表記を集めるには。 | 情報検索、プロの視点/酒井美里ブログ

出願人異表記を集めるには。

前回は




半導体のファブレスカンパニー (>でいいのかな?)


XILINX 社の日本の特許出願は、





その出願人表記に


「ザイリンクス」 と 「ジリンクス」


の2種類あって。。。





という、お話をしました。











今日は、





「どうしたら、


ザイリンクスとジリンクスの2種類(出願人異表記)がある、


という事を発見できるか。」





を、考えてみたいと思います。








出願人異表記を発見する方法・・・





・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・





え~、


「かなり確実」なものから、


「運がよければ(爆)発見できる」 ものまで、





4通りの方法を思いつきました。





・・・もしかしたら、もっと方法があるかもしれません。


皆さんは、何種類想像できましたか?








今日は、


「かなり確実な、正攻法。」


を、ご紹介します。











やはり、確実性からいえば、


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1)英語(もしくは原語)で、データベース検索をして、





2)その集合内で、日本出願されているものを抽出し、





3)日本出願で使われている、出願人名をチェックする。


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という事だと思います。











例えばDialogを使ったとすると、


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1)DWPI (File 352) で、 出願人=XILINX で集合を作り、





2)その集合を、PC(公報発行国)=JP で絞込み、





3)日本の公報番号が得られるので、実際の公報を見て


  日本出願の出願人名をチェックする。


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・・・という風です。











この方法、


正攻法だとは思うのですが、


特に、従量制※のデータベースを使っていると、





(※従量制=検索したらいくら、出力にいくら、と


 操作する都度、料金が発生するデータベース)









「どうしよう~、躊躇しちゃうな~」


という場面も、あるかもしれません。





それに、


何かの加減で、


検索が1回で済まなかった場合、


例えば・・・


異表記を確認した後に、


社名変更の事に気が付いた場合などは、


もう一度、同じ確認作業が発生します。


それって、ちょっぴりショックですよねぇ。。。ぁにゃにゃ;*








と、いう事で、








次回は、


「日本特許の中だけで、

出願人異表記を確認する方法、あれこれ。」 です。