昨日、3/19に開催された、
第10回WOMマーケティング研究会「WOMマーケティングにおけるガイドラインを考える」
に行ってきた。
速報は、こちら↓
WOM Japan:第10回WOMマーケティング協議会速報です!
今回は、ガイドライン策定にあたり、
再度参加者から課題をもらい、
議論した内容を参考にしたいというものだった。
ガイドライン策定のワークグループを立ち上げるので、
その前になるべく皆さんの意見を反映したいという思いから、
今回の研究会が行われるのかなという印象だった。
それもあってか、どうも新鮮味がないのか、
前回までの人が多いわけでもない様子で、
新しい人もいたりと、あれ?意外と少ないなと思いまった。
ちょっと世話人の方々の歯切れの悪さとか、
釈明会見みたいな雰囲気もあって、
うーん、なんだか微妙な空気だなあと思った。
僕は世話人の方々も何人か知っていたりして、
なんとなく雰囲気は想像できていたのだが、
初めての人にとっては理想や目的はすばらしいが、
研究会自体は残念に思ったかもしれない。
yasuyuki’s Blog:WoMJ設立準備会は一回リセットしたら?
↑
こちらで書かれているのは、ちょっとトゲがあるが、
(話していて怖い方じゃなかった 笑)
共感する人は多いように思う。
理想的な考えだと思うが、やっぱり会議の進め方とか、
手法論に無理があるなあ、という思いは否めない。
数人でやるならいいと思うが、大きく広がって、
いろんな人が参加したら、全員の意見を反映させるのは無理だろう。
まあ、早めに、ざっくりのガイドライン策定してから、
分科会で、どんどんブラッシュアップしていけばいいんじゃないかな、と思った。
そうじゃないと、参加者のモチベーション下がって、
結局はボランタリーな人か、利益を求める人しか残らない気がする。
僕も正直、ちょっと様子見かなと思ってしまったわけで・・・。
それから、ワークショップの感想だが、
速報でもわかるように、各チームで出した内容は、
リテラシーや立場の違いでバラバラ。
これやって、何か意味あるの?って感じだった。
ガイドライン策定プロセスとして、こういう事をやってきました・・・
という演出としては良いかもしれないが、
参加者は継続してついてこないような気がした。
↑
エバンジェリストや支持者が増えていくという構造になってないと
感じたのは僕だけだろうか。。
でも、その難しさを肌で感じれたのは良かったが。。
ただ、ワークショップをして、モチベーションの高い他の人たちの意見を
聞けたことは、自分を知る上でもためになった。
交流会で勉強になるなあ・・・と思うのと同じレベルなので、
別にガイドライン策定ワークショップじゃなくてもいいんだけど・・。
ちょうど一緒のグループだったWEBMANさんが、ブログにアップしてくれてます。
↓
WEBMAN:第10回WOMマーケティング研究会に参加してきました。
某有名ウェブ企業の方?が僕なのかな。。
それほど有名じゃないと思うが・・・、
まあクチコミメディアだと有名か。。
感想としては、僕が理想主義っぽいなあと感じたこと。
どうやらメディア側に行き、利用者や閲覧者のことを考える癖がついたのか、
利用者側の理想を代弁している気がした。
・・・という発見ができたことが、僕の収穫かな。
とりあえず、WOMJがうまくいってくれることを願っています。
クチコミマーケティングが健全化され、
消費者にとって、有益なものになると、
マーケティング分野としての価値があがると思うので。
なんだか、今の雰囲気を見ていると、
ちょっと心配になったので、
早めにガイドラインができあがり、
次の段階に進んでほしいと思った。
また次回時間があえば、参加してみますね。