皆さんJOCがお好きなようで | 松橋ハンドボールクラブ 斉藤靖典のブログ

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2009年秋、小学低学年向けに松橋ハンドボールクラブを立ち上げ、ハンドメジャー化のためコツコツ普及活動中!
2014春からは高学年も受入れています。
練習は毎週土曜日18:30~20:00@サン・アビリティーズ(体育館)
会費は月500円です。見学はお気軽にどうぞ。

今回は、JOCについてです。

「JOCジュニアオリンピックカップ」というやつですね。


JOC(日本オリンピック委員会)が後援(主催?)している大会なので

目的は、未来のオリンピック選手の育成です。


開催要項に書いてある趣旨はこちら。

日本ハンドボール協会選手強化方針にのっとり,

将来オリンピック・世界選手権大会等において,

日本代表選手として活躍する可能性のあるジュニア選手の発掘と育成を

行うとともに,オリンピック有望選手の認定と表彰を行う。



参加資格にはこうあります。

(1) 各都道府県を通じて,平成2○年度(公財)日本ハンドボール協会に

登録したチーム,または選手(1・2・3年生),チーム役員であること。

(2) 男子180cm 女子170cm 以上の長身者,左利きを多く含むことが望ましい。

(3) チーム構成は各都道府県で選抜されたチームであること。

(4) 本大会の趣旨にのっとり,将来性のあるオールラウンドプレーヤーの出場を

優先することが望ましい。




要は、将来の日本代表を強化するための育成事業です。

その事業目的を踏まえて、その年の監督をする方が選手を選びます。

各チームの顧問に意見は聞くでしょうけど

それぞれ理想とするハンドボールは違いますので

最終的には監督が選手を決定します。

結果に責任を負うのは監督ですから、当然ですね。


だから、残念ながら選ばれなかったとしても

その監督が作りたいチームに合わなかっただけなので

落胆する必要は全くありません。

逆に、選ばれたからといって、選ばれなかった選手より上手かと言えば

必ずしもそうではありませんからね。


JOCは、高校ハンドボールへの通過点の一つに過ぎません。

ゴールはもっと先なんじゃないかなあ。


最近JOCの話をチラホラ聞くので、私が思うところを書いてみました。



ついでに、腑に落ちないことも書いちゃうか。


JOCが、中学ハンドボールにおける三大タイトルの一つに

なっているような感じがするんですけど、どうなんでしょうか。

春中、全中、JOCみたいな。

勝ちにいく、よりも、発掘・育成に重きをおくべきだと思うんですが

タイトルとなれば県の威信をかけて・・・となるだろうし。

となれば、荒削りな大型選手がいたとしても、限られた練習時間で

戦力化することは難しいから、敬遠しがちになりますよね。



あるインターハイ常連校の監督が言ってたそうです。

超高校級エースを擁して敗退したのですが、

相手が3人がかりで厚く守りに来たところを

そのエースは打ち抜きに行ったらしい。

考え方が分かれるところだとは思いますが

それに対する監督の評価は

「あいつはそれでいい。」

だそうです。

世界を見据えた選手ということでしょうね。



かっこいいね。

さすが名将。




なんか話をまとめずらくなってきた。

私の言わんとするところ伝わったと思いますので、このへんで。