QRA
いわゆる、個人のコールサイン(コールネーム)
らしい

トップガンの映画(その業界)だと、
コールネームというのは、本名や呼び名とは別に、
無線なり、その業界の専門的な呼称を指すというのが普通
戦闘中に、
マーベリックさん、マーベリックさん戻れ!なんてのは無いでしょ
アイスマン局さん!アイスマン局さん!
後ろのミグが二機張り付いてます!

もうありえんでしょ

ということは?
無線の世界でそのQRAを名乗るということは、
それが全てであると理解していいだろう

だがしかし、ここで現実的な謎にぶつかる
俺は国内の、それもDCR(デジタル簡易無線)のことしかまだ学習にないが、
この分野で聞く無線通信内容は、
○○局さん
え?どういうこと?と

○○はコールサイン
局?
さん(敬称)

こちらは○○、○○応答出来ますか?
 ↑
これでいいんじゃないの?だってコールサインだもん

例えばこれが、

こちらは佐藤、田中応答出来ますか?
 ↑
なんか感じ悪いよね

であれば、
こちらは佐藤、田中さん応答出来ますか?
となるよね
ま、これでやっと自然な感じ

で、前述の件に戻ると、
こちらは○○、○○局番さん応答出来ますか?
 ↑
もう完全におかしくないですか

敬称を省き、シンプルに相手に伝わることを目的としたコールネームが、
重複の嵐になってしまって、
まさに、サカナ君さん状態?
サンプラザ中野くんさん状態?
なんかよくわからん世界だなと感じました

海外の通信を傍受というか、動画でも観たり聞いたりしてみると、
どの国でもそんなことをしているところは無いように感じます
日本ならではなんでしょうね
呼び捨てにしやがってこの野郎!
みたいな気持ちにさせないような配慮てやつでしょうか

よくよく調べてみると、
○○局の“局”に当たる部分は、“さん”と同様に扱っている人が多いようです
コールネームだけじゃ気になるという人が、とりあえず付けてしまう癖のようなもんですね

それプラス、
○○局さんの“さん”は、
もうこれ、本質からかなり逸脱した発声であると誰にでもわかります
でもこれ、一番多いパターンなんですよね不思議と
やはり、ザ日本人!なんでしょうね
そもそもなんのためにコールネームがあるか理解をしてかしていないか、
それはわからないけれど、言葉の並びとして丁寧な言い回しの延長として使用
ファミレス、コンビニ用語の、○○でよかったですかみたいな?
もうその世界ですね
ま、これもまた誤った日本語として、使用を続ければ、それが当たり前になると同じで、
無線会話も、多数がそう発声をしているから、との理由だけで真似が増えるのであれば
それはその程度の層と判断をされても、それは致し方ないのかなとも
いや、現状そうしている方々を批判するつもりは全く無いのです
なぜそうなった、そうなっているかが気になったので、
理解が進むお話でもあれば、是非聞いてみたくてのエントリーです


今回のエントリーで一つ思い出したことがあります

古畑任三郎が言いました
ペットを飼っている方で、○○ちゃんと呼んでいる人が居ますが、
あれはやめてください
ペットは○○ちゃんの“ちゃん”までが自分の名前と覚えてしまいます
本当の名前を呼んでも反応しないのはそのせいでしょう
古畑任三郎でした、、、、


CQからのQSO
居るな~と思いましたw