四月一日の夢に出てきた“四月一日”の能力でも捕まえられない「蝶」、侑子さんまで出てきたので四月一日は自分の力と術の限りを尽して蝶を捕まえて伝えようとしている事を探ろうとします。
てか、これからも何時訪れるか分らない「その時」の為に代々の百目木が「卵」を継承して、四月一日と関わっていくのでしょうか？？ 「×××HOLiC・籠」になってから一度もひまわりちゃんが描かれなかったし（電話だけ）、雨童子は出てきても座敷童子は話題になっただけで描かれなかったし、つゆりちゃんはどうなったの？ とか、モコナもマルもモロも出て来ないから寂しい最終回だなぁと思いました。
そして四月一日は気付きます、その夢は侑子の「夢」で、けれども新しい夢ではなく、侑子が消える前に見た夢であるために綻ろんで消えてしまうこと。
気が付けば四月一日が侑子の店を継いでから１００年が経っていたのでした。
四月一日が最も力を発揮できる「夢」の中で蝶を捕まえたものの、侑子さんは黙ったままです。
結局、百目木が侑子から託されていた「中身が空の卵」は使われる事はありませんでした。
先を見通していた侑子の夢が伝えたかったのは、四月一日の力がとても強くなったので、もう店の外に出られるようになっていることでした。
その時傍らに居た「百目木」は百目木静ではなく、その曾孫の百目木。
今までのＣＬＡＭＰ作品の中で、私的には一番微妙な終わり方なような………？ （未完を除く） なんかスッキリしない終わり方だなってカンジがしましたね。
外見ソックリ！！（笑） でも四月一日は店の外に出られるようになっても、自分は侑子を待ち続けることを止めないと再決心するのでした。
