釣りのちクワガタ飼育時々けん玉
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メタリフェルホソアカクワガタを取り出しました

2023年10月に割り出したペレメタの幼虫達も早いものは交尾、産卵を済ませて天に召されています。23年産の残りは二匹。そのうちの今月羽化した個体を取り出してみました。
蛹室の天井が崩れてご対面。
パープル系の兄弟とは一線を画す輝き!素敵です。不全が無ければ上出来ですが…
素晴らしい!我が家の大歯型は完品率が低かったので心配していましたが、これなら大丈夫でしょう。
フラッシュ有りだと印象が変わります。
肝心のサイズは…
73mmです。ギネスには程遠いでしょうが、大満足です。

そもそもメタリフェルホソアカクワガタに手を出したのは、クワガタを差し上げたお子様からいただいた絵手紙に描かれていたからです。そのお子様には、ヒラタ、ノコ、ヤマトカブト、ヘラクレス、ギラファと差し上げているので、単純にサイズだけでは感動してもらえないと思います。
渡す順番を考慮しておけば喜びも一入だったと反省はしているのですが、メタリックなクワガタに興味を持っていただければ幸いです。

もう一匹は未だ幼虫ですが、肩の荷がおりたことで安心して放置出来ます。この個体の兄貴は中歯型でしたが、それなりに次世代の幼虫も採れています。

お渡し出来る日までに突然死が起きないことを祈ります。

手土産としてのクワガタ考察

昨年から調子に乗ってクワガタを配りまくっておりました。

手土産としてお渡しする場合、本題を忘れてクワガタ話に熱中される方、予定時間の半分程度で切り上げる方、受け取った直後から全く話題にしない方など様々です。

元からクワガタが好きな方と奥様のご理解が取れない方、虫が嫌いな方ですと、手土産クワガタは同僚にパスされています。好きな方には、興味の無い種ですとご迷惑かもしれません。

クワガタに興味は無かったが小学生男子がいるという方は受け取っていただけますが、ヒラタやオオクワを差し上げても翌夏まで生きているケースは少ないです。

ホワイトアイについては、皆様「ふ〜ん」な感じで興味ない方が多いです。


これらを踏まえ、一般の方には、サイズが小さいものから差し上げると、中型クワガタでも喜んでいただけるという当り前の事に気づきました。

2023年産卵組なら、コクワ(大型)→ニジイロ(並)→ノコ(水牛型)→メタリフェル(中歯)→スペキオスス(並)→本土ヒラタ→オオクワ→ギラファの順に差し上げていれば、どのクワガタ達も大切にしていただけたのではと反省しております。

2024年産卵組なら、ニジイロ→トカラノコ→メタリフェル→ヒラタ→オオクワになるのかな?



愛知県瀬戸市定光寺産オオクワガタ

東京に行ったペアです。
定光寺産♀は、この写真の個体が最後だったようです。現在、手元にある成虫は、80mmオス単品のみ。定光寺WE♂と黒眼♀を掛けた幼虫が10匹くらいおりますが、純黒眼は終了です。

愛知県祖父江産オオクワガタ
写真の♂78mmは、♀52mmとのペアで、小学2年生の男の子の元に向かいました。2023年産卵セット組の祖父江産は、♂81mmと♀60mmを2025年の産卵に使おうと思います。手元の兄弟は♂60mm1匹、幼虫1匹、♀53〜60mmが6匹と極端なメス余り…

スペキオススシカクワガタ
写真は横浜に行った♂57mmです。手元の♂は56〜61mm、♀は32〜36mmで纏まっています。御大は「世界で一番かっこいいクワガタ」と評されており、私も同感ですが、オオクワガタを横に並べると、一般成人に興味を持っていただくのは難しいですね。子供達は好き嫌いが明確に分かれました。休眠の説明をするのが面倒ですので、お渡しするなら後食開始後の個体が良いかもしれません。

メタリフェルホソアカクワガタ
東京に行った個体です。写真は中歯?ですが、ギラファの後に見せると、子供ですら反応が薄いのが難点でしょうか?我が家の環境では、大きなオスが羽化直後に★になりやすいことが課題です。






オオクワ♂80mm、81mm、♀60mmを取出した

2005年に初めてオオクワガタ飼育を開始して、2014年までの間の自己ベストは能勢産の78mmでした。当時、既にYGが台頭していましたが、私のは普通の能勢でした。

それから暫くクワガタ飼育から撤退しており、再開したのが2020年くらいだったと思います。

愛知県瀬戸市定光寺産のホワイトアイをいただいた事が再開のきっかけでした。

ヤフオクでオオクワガタの取引が禁止される直前の駆け込みで、同じく定光寺産オオクワの黒眼のF4♂69mm、♀45mmペアと愛知県祖父江産オオクワCB♂81mm、♀51mmペアを入手しました。

それらの子達が昨秋から今まで羽化しています。中の様子が覗えないボトルを思いきって掘ってみました。


自身、初のオオクワ・メス60mmは祖父江産でした。親超えも達成。

定光寺産の黒眼オオクワ・オス80mm
これも親超え達成。


自己ベスト81mmの祖父江産オス
親に並びました。



凄腕ブリーダーの皆様からすれば小さいのでしょうが、私には感慨深い大きさの個体たちです。ようやく80クラブの仲間入りが出来ました。90クラブには加われそうにないですが、やり遂げた感が満載です。
これらを確認する前には小さな個体達が羽化していますが、優しい同僚やお取引先様に引き取っていただけました。中には手土産として押し付けた格好になった個体もおりましたが…
自己ベスト更新は、ワイルドの採集者、血統の確立者、ヤフオク出品者、引受手の皆様のお陰と深く感謝しております。
特に引受手の皆様には、中途半端なサイズにもかかわらず、「大きいですね!ありがとうございます。」など温かいお言葉まで頂戴してしまい、心苦しい限りです。

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