涼しく過ごす夏の工夫  | 200年住宅のススメ

涼しく過ごす夏の工夫 


1.建具を替える   
襖や障子を簾戸や御簾に替え、風通しを良くし、光を抑えて、涼を得る。
窓の外にヨシズを設置したり、室内に簾を掛けたりといった、
和のしつらいによって涼を作り出すことは可能ですね。

2.外部に打ち水をし、気化熱により温度を下げる。
家の外部に打ち水をすることによって、温度を下げ、風を促す。
エコな暮らしを見直す運動として、日時を決めて、みんなで一斉に
二次利用水を用いて打ち水をしようという運動があります。

3.南側や西側に落葉樹を植え、木陰をつくる。
広い敷地を持つ住宅であれば可能ですが、
木を植えるスペースのない場所では難しいですね。
そこで近年注目されているのが、『緑のカーテン』です。
日のあたる窓外につる性の植物を植えて直射日光を遮断し、
室内温度を下げようとする試みです。

4.籐むしろや竹素材の敷物や家具で涼を得る。

5.遮熱効果のあるウィンドウトリートメントを選択する。       

6.ウッドデッキなどでバルコニーの輻射熱を抑える。         

7.風鈴など涼しげな音を取り入れ涼を得る。

8.アクアプランツ(水草)など涼しげな置物で涼をとる。
                               
室内の温熱環境に関しては、時代的にも大きな関心が寄せられています。
そして
先人の知恵を見直される時代だと思います。