4日前の日曜日早朝。

女優:竹内結子さんの訃報が流れて信じられず携帯2度見しました。

 

 

なかなかこういうことに関してアウトプットするのはどうかとも思うんですが

少しでも誰かの心に届いたらいいなって思うので私の体験談を書きます。

 

 

実は2016年3月25日に

私は大事な大事な友人をなくしました。

彼女は私の5歳も年下でかわいい妹みたいな大切な存在でした。

 

2014年にオーストラリアのパースで出会い、

一緒に旅行をしたりオーストラリアでたくさんの時間を過ごして、

2015年に帰国してからも東京で飲みに行ったりする仲でした。

 

出会って2年後に彼女は旅立ってしまいました。

訃報を聞いた時、私はホノルル滞在中で道で泣き崩れたことしか覚えてません。

そして、その後遺骨がご実家にあるからとご両親に来てほしいと言って頂いたにも関わらず私はそこへ行くことができませんでした。

 

オーストラリアで一緒に過ごした友達3名はお線香をあげに行ってくれて

ご両親から聞かされた内容に胸が苦しくなりました。

 

 

彼女が旅立つ前、3ヶ月ずっと実家から出ず引きこもりだったのに

唯一1か月に1度外出していたのが私たちとの飲み会だったこと。

 

彼女が旅立つ2か月前の誕生日に皆であげた腕時計を喜んで大切にしてくれていたようでそれは遺骨と一緒に燃やさず、今後も彼女のお母様が形見として身に着けてくださるということ。

 

遺書の中に、人生で一番パースで過ごした時間が楽しかった。と書かれており

私たちと一緒にロードトリップをした海に散骨してほしいと書かれていたこと。

 

 

 

私はしばらく自分を責めました。

仕事が忙しく、悩んでいた事に気づかず、彼女のメンタルケアを怠ってしまったから。

 

大前提として

彼女は私の知る誰よりも明るく前向きな子でした。

活発的で行動力があり、有能だったので、将来有望だな~って思っていたし

悩みこんでいるわけがない。

自殺してしまうわけがない。

と私自身が思いこんでしまっていたことも自分を責める大きな要因となりました。

 

 

しばらく受け入れられるわけもなく

よく一人で運転している時や

シャワーを浴びながらワンワン泣きました。

(今でもたまに泣いてしまいますが。)

 

 

会いたいよーってFacebookに書き込みしたり

既読になることのないLINEにメッセージを送り続けていたんです。

 

それから1~2年が過ぎ

やっとやっと私は*彼女と一緒に生きていこう*と

考えられるようになりました。

 

彼女が私と出会ってくれた意味を絶対に無駄にはしない。

彼女の余生がまだ続いていたように私は2人分のパワーで生きていく。

 

 

2020年3月には4年越しとなってしまいましたが

お墓参りにも行くことができました。

これで本当の意味で彼女が旅立ったことを私自身受け入れられたんだと思います。

 

 

 

最近続く有名人の自殺報道でいろんなことを考えさせられました。

ピークの自殺衝動は、5~10分といわれており

30分間他者と話をするだけで衝動回避ができるという研究結果も出ています。

誰にも相談できない場合

「いのちの電話こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」が用意されています。

少しでも誰が救われますように。

 

 

そして、大切な方が旅立ってしまった経験をされた方へ。

私は周りの友達より受け入れること自体にすごく時間がかかり

自分を責め、苦しみ続けました。すごく長かったです。

 

でもいつか受け入れられる日が来ます。

大切な人の人生分も背負って2人分のパワーで生きていくと

どんな形でも前向きに考えられるようになります。

 

もし辛かったり同じような境遇で相談したいことがあれば

Instagram DMでも構いませんので、いつでもDM相談頂ければと思います。

 

 

 

I love you forever M...R.I.P