最後への灯淡い緑の光が ゆっくりと空を舞う 源氏と平家 2つの種族は同じ空に生きることはあっても 交わることはない けれど それぞれにせいいっぱい 光を放つ この星で一週間という限られた時間 せいいっぱい生きる 目に映る美しい灯 蛍の最後への輝き 命つきる前の最後の光 ついては消えて消えてはついて 闇夜に浮かび上がる無数の輝き 美しくはかない 蛍の光