京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都 de 茶の湯 / 西方庵

京都・嵐山近くで、四季の移ろいを愛でながら茶の湯を楽しんでいる侘び茶人・ 笹峯宗桓のブログです。400年以上の歴史を持つ示現流兵法の門友として、鍛練に励んでもおります。

今朝のウオーキングの帰路で、道の傍らの草叢で、

三毛猫ちゃんが横たわっているのを、発見した。

余り人目につかない場所だ。

身動き一つしない様子を観察していると、生きている

ようには思えなかった。

しかし、感染症の心配もあるので、触って確認するのが

躊躇され、少し考えてから対処することにして、

ウオーキングを続けた。

 

帰宅してから、役所に相談したら、関係の受付センターを

紹介された。初めて聞く名前だが、人の嫌がることを担当

していただけるのは有難いことだ。

取り敢えず、関係のセンターへ電話して相談した。

問われたのは生死。生死の確認が出来ていないと答えたら、

他の人から連絡が入っていたら重複して動くことになるので、

取り敢えずは、明朝、私が現場に行って確認して、

倒れたままであったら、改めてセンターへ連絡することに

なった。

最初は、係わることに乗り気ではなかったが、

老残の我が身を考えると、明日は我が身で、

道端に行き倒れにされている可能性だって大いにある。

(地獄に行っている自分には分からないだろうが)

 

そう考えると、つい、他人事とは思えなくて、

電話してしまった。

 

世の中の人は、上手いこと利口に難儀を逃れるのに、

いつも、何だかんだ言いながらも、

首を突っ込んでしまう損な性格だと思う。

(溜息)