公式サイト http://www.sonypictures.jp/homevideo/thedevilsrejects/index.html

ジャケット

マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト/シド・ヘイグ
¥3,511
Amazon.co.jp


を見ると、クソ映画の匂いがぷんぷん漂ってくるこの映画、蓋を開けてみると、
すっげーですよ!!

ちなみに私、1はみないで2から観ました。1はそれほどでも無いらしいので、観ないかも~?

ストーリー

大量殺人を繰り返してきた一家に、ついに逮捕の時が来た!

激しい銃撃戦の末、母親だけは逮捕することができたが、もともと外にいた息子?や、もう一人の息子・娘は逃げてしまった。

逃げ延びた兄妹は、父親と合流するが、彼らは逃亡途中、人を殺しまくる。

以下ネタバレ

人道的には、どうかんがえても「こんな人間はあっちゃいけねえ!」し、映画としてもこれはどうよ?と思うんですが、ホラー映画好きとしては、この突き抜けるところまで突き抜けたいっちゃった感が、すばらしかったと思います。

とにかく殺しまくり、暴行しまくりで、しかも普通逃亡しているんならこっそり逃げるもんですが、そんなことはお構いなしに、

車が欲しい。→じゃ、殺すか。

オヤジまだ来てないじゃん。→じゃ、なぶり殺すか。

みたいな無駄な虐殺ばかりしているのが(しかも全員べっとりついた血糊も隠さず落とさず)、むごいを通り越してます。

観ているこっちは、

ええっ!( ̄□ ̄;)・・・・・

い、イヤイヤイヤイヤイヤ・・・・( ̄▽ ̄;)

みたいな、意味不明の半笑いを浮かべるしかなく、残虐な映画は数あれど、ここまで突き抜けちゃってるのは久しぶりです。

でている登場人物、全員がいかれぽんちというのもいいですね。警官ですらいかれてますから。

モーテルで出会ったバンジョー一家の夫を殺し顔の皮をはいで妻にかぶせ放置プレイ。

次の日の朝メイドが来て助けてもらおうとするが、半狂乱になった妻は夫の顔の皮をかぶったまま「たすけて」とメイドに抱きつき、朝っぱらから無惨な死体を2体も見せられて(しかも壁には血文字付き)恐怖のどん底に突き落とされたあげくにそんなゾンビみたいな血だらけの人に抱きつかれたメイドは当然ながら逃げだし、逃げられた妻は皮をかぶったまま道路に躍り出てトラックにひかれてぺしゃんこ。

というシーンが、大変すばらしかったですよ!

ちゅーか、メイドが可哀想ですよ(T○T)

というわけで、よゐこのみんなには絶対見せちゃいけないし、暴力シーンが苦手な方は、絶対観ない方がいいのですが、っていうか、そもそもこの映画を観てなんらかのメリットがあるのか(私はホラー映画でも、それなりに得るものはあると思ってるのね)っていう疑問もあるので、ムリに人に勧めたりはしませんが、こういうのが苦手じゃないなら是非お勧めしたい一品です。

後半は、前半で残虐の限りを尽くしていた一家が逆にいかれ警官にとらえられて拷問されたりするので、その逆転ぶりが面白かったですよ。一体どうやってオチつけるんだろうと思ったけど、ラストもなかなか良かったです。

ちなみにいかれエロエロ娘のはいていた、穴あきジーンズの穴の開き方がとっても絶妙で芸術的だったので、欲しくなっちゃいました。もうちょっとおしりの穴は控えめな感じで(笑)