新約熱海殺人事件-サイコパス- | 倉垣ノ記

倉垣ノ記

舞台芸術創造機関SAIの代表、倉垣吉宏(くらがきよしひろ)の日記。

いよいよ本番一カ月前となりました。

この公演を逃すと、もしかしたら年内の舞台芸術創造機関SAIの公演は観られないかもしれませんので、是非、このタイミングを逃さずに。
舞台は一期一会です。
また、とか、いつか、が叶わないからこそ永遠の瞬間、唯一無二の時があるのだと思います。

今回の作品は、僕の戯曲じゃないんだけども、結果的にすごくSAIらしい作品になってきました。
倉垣の木村伝兵衛部長刑事や、麻宮チヒロの演じる容疑者大山などは、これまで居そうで居なかったキャラ。性格的には二人逆の方が役としては合うかもしれないなーなんて。


またこれをきっかけに新たにSAIワールドを体験してもらえると嬉しいなあと思います。

本日からユーチューブにて動画も公開されましたのでそちらも是非ご覧くださいませ。

それでは公演詳細です。
他の2バージョンも勿論魅力溢れる作品ですが、まずはコレ!ね。

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SAI×EgHOST
ALTERNATIVETHEATER01
新約熱海殺人事件
「サイコパス」
原作:つかこうへい 脚本:倉垣吉宏 演出:SAI


つかこうへいの伝説的作品・熱海殺人事件
時代とともに進化し続けた名作戯曲を
二劇団三作品で新解釈で上演


【物語】
時-西暦20XX年。 
場所ー東京警視庁、木村伝兵衛部長刑事の捜査室。 
人ー木村伝兵衛部長刑事、水野朋子刑事、榊原刑事、犯人・大山金太郎 
事件-熱海の海岸で起きた殺人事件についてを取り調べる
・・・ だが、木村伝兵衛部長刑事は、
反社会性人格障害者・・・サイコパスであった。

【解説】
「つかこうへい」は個人的に影響を受けた演劇人のひとりである。
つかの功績は近代演劇においてタブーを取り扱ったことだと思う。
被差別者や社会的弱者の叫びを、演劇の構造を活かして取り上げた。
これはロックやパンクと同じだが、つかの敵はあくまで前時代の演劇、つまりアングラであった。
なので彼の劇はアングラ的ではない病的な健全さ[前向きなマゾヒズム]に溢れている。
サイコパスは熱海シリーズの中でも特異な作品だ。スケールが大きい。
おそらく書いた当時のつかは、風刺と共に一筋の希望を作品に込めた。
だが20年近く経過した現在、サイコパスの物語はなんら変わりない日常の事件として私たちの目の前にあらわれた。
戯曲のもつ装飾性を剥ぎ、60分という時間に集約したこの事件を、あなたたたちに目撃していただきたい。

脚本:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)

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■出演■
倉垣吉宏
麻宮チヒロ
児玉華奈
山本佳宏
乃々雅ゆう(幻想芸術集団 Les Miroirs)
小林夢二(少年王者舘)
裏口入学※映像出演

■日時■
9/1-9/3 全3ステージ
9/1(木)19:30
9/2(金)17:30
9/3(土)20:00
※受付は開演60分前、開場は30分前より開始。
※上演時間約60分。途中休憩はありません。

■劇場■
高田馬場RABINEST
〒169-0051 
東京都新宿区西早稲田3-27-4 第一キャラット河俣B1

■チケット■
自由席・一般3500円
自由席・学生2500円
ペア割・一般6500円(2名様以上チケット250円割引)
ペア割・学生4500円(2名様以上チケット250円割引)
※その他、特典付指定席、三作品通し券等有。

◎チケット予約受付→◉倉垣吉宏応援予約フォーム◉
こちらでお取置き、当日精算が可能です。
前売券ご希望の場合は詳細ページか、月光密造舎でも販売取扱ございます。



■公演特設サイト■

■同時上演作品紹介■



■予告動画■

【新約熱海殺人事件制作委員会】

照明:Ryoko Uchiyama
音響:鷹取 こうへい
舞台監督:藤本貴行
殺陣/アクション指導:小森毅典
制作:渋谷翼&SAI OFFICIAL MERCHANDISE@
企画:SAI&EgHOST
主催:EgHOST