月光密造舎半年記念御礼日誌③吟遊同盟とよるのお茶會、そしてR27 | 倉垣ノ記

倉垣ノ記

舞台芸術創造機関SAIの代表、倉垣吉宏(くらがきよしひろ)の日記。

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少し日が空いてしまいましたが

半年催事の2日目は、吟遊同盟によるお茶會と、店主企画のよるのお茶會の合体で、吟遊同盟の朗読と歌、そしてこの日限りの復活ということで、R27を7年ぶりに大島朋恵ねえさんとやりました。



この日は、昼間から翔馬さんがお茶の御給仕で参戦。珍しいの営業形態からスタートして、夜まではあっと言う間の展開。

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吟遊同盟では、以前の催事で朗読した「幸福の王子」を生演奏を含めた新バージョンで披露。
その後の小さな音楽会では、翔馬さんによるマーブルのセルフカバー。
タケルくんが語りで参加し、倉垣は翔馬さんの演奏で一曲歌いました。
賑やかでありつつ、あたたかな空間になるのも吟遊同盟の楽しいところです。

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この日1日だけR27を再結成。
倉垣吉宏と大島朋恵がやっていた朗読ユニット…
ほんとうに、気まぐれで偶然で、
そういう流れになったのでした。


7年前に、あの当時27歳だったふたり。
たまたま数年ぶりの再会と共演をした時は、それぞれの岐路に立っていたように思います。
八木タケルくんの企画で2人で朗読することになって、これまた気紛れと半ばノリで決めたその名前が、その後一年も続くとはその時は思わず

28になる夏に解散したわけですが


今回はあえてはじめての時を
最初の時間をなぞることにしてみました
ふたりがあの時に感じたことや色々を
今の自分たちでやったら、どうなるのかなって
演目も構成も同じ。
小道具も衣装のテイストも“あえて”当時をなぞるようにして。


その行為はもしかしたら美しくないかもしれない。R27が持っていた潔さとは違うかもしれない。思い出は思い出のままで、ともちょっとは?思ったのですが、

結果的にはやってよかったんじゃないかなと。

面白いのがこの後しばらく、大島おねえとは現場が続くのですが、いつもと違う立場での共演だったりするわけです。
その意味でも舞台上で今のふたりを感じあえたのはよかったんじゃないかな。
…もはや好敵手と書いて“友”と呼ぶ、そんなレベルの関係性ですが、やはり、全幅の信頼を寄せられる人だなとね。思うたわけです。

んー

言葉を尽くし語ろうとするとR27は霧に隠れる感じだな笑
今回も映像など残っていないので、人の記憶にしか僕たちは存在しないんですね。

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ここまで本当にあっと言うの半年でした。

この場を借りて、関わって下さった全ての方に感謝を。


これからも月光密造舎をよろしくお願いいたします!