天神ビブレ最後の日 | SCD介助生活

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脊髄小脳変性症の妻と二人で生活しています。
「SCD患者家族の生活」続編として
日常の出来事を忘れないように綴る忘備録です。

以前、福岡の天神ショッパーズについて記事を書いたが、

天神ビブレが本日の営業を最後に閉店になるというニュースを見た。

 

ビブレといえば天神コアとともに比較的年齢層の低い若者が顧客層の建物で、

私も中高生のころよく買い物に行っていた。

最初は「ニチイ」でその後は「ビブレ21」という名称だったと思う。

東京で言えば渋谷のパルコや109に相当する商業施設だ。

一昨年に一足先に閉店した天神福岡ビルとともに解体されて再開発されるとのこと。

「天神福ビル」といえばソフトバンク創業の地である。

私はアルバイト先のレストランのオープン時に、

この天神福ビルの大会議室で行われた研修でロールプレイングに励んだ思い出がある。

 

福岡を離れた身としては、岩田屋(の旧店舗)や玉屋が無くなり、

前述の3つのビルの解体、そして来年にはイムズまでが解体されるというのは寂しい限りだ。

戦後の闇市から天神ファイブ。そしてイムズから次の建物へ。

時代とともに街の様子が様変わりしていく。

 

どうせ新しく生まれ変わるのなら、ギラギラと先鋭的にするばかりでなく、

ハンディキャップをもつ人でも安心して来られるような建物にして欲しい。

建物だけでなく歩道やスポット間の移動も、

高齢者や障がいをもつ人でも歩きやすい街に生まれ変わると良い。

 

だがまあしかし……福岡の人にはそんな街造りは無理だろうなとも思う。