現地時間の24日にあたる日本時間の25日早朝に
第67回カンヌ国際映画祭の授賞式が開催され各賞が発表になりました。
ということですので，受賞結果のほうを書かさせていただこうかと思います。
↓このような受賞結果となりました↓
パルムドール Winter Sleep(ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督)
グランプリ Le Meraviglie(アリーチェ・ロルヴァケル監督)
審査員特別賞 Adieu Au Langage(ジャン=リュック・ゴダール監督)
Mommy(グザヴィエ・ドラン監督)
監督賞 ベネット・ミラー(Foxcatcher)
男優賞 ティモシー・スポール(Mr.Turner)
女優賞 ジュリアン・ムーア(Maps To The Stars)
脚本賞 Leviathan(アンドレイ・ズビャギンツェフ)
というように星取表で最高値を獲得していた
トルコ映画「Winter Sleep」が順当にパルムドールを獲得したわけなんですが，
残念ながら日本から出品されていた「2つ目の窓」や
3度目のパルムドールを狙っていたダルデンヌ兄弟の「Deux Jours, Une Nuit」，
ベテランケン・ローチの最新作「Jimmy’s Hall」などが無冠で終わっています。
個人予想で当たったのは「Winter Sleep」の上位賞獲得と
男優賞(ティモシー・スポール)くらいだったのではないかと思いますが，
男優賞はスティーヴ・カレル(Foxcatcher)，
女優賞はマリオン・コティヤール(Deux Jours, Une Nuit)が有力といわれていたのですが，
今回の結果にそこまでの驚きはありませんでしたね。
審査委員長が女性監督の作品を評価したいというような発言をしていたので，
期待していたのですが受賞に至ったのはもう1本出品されていた
「Le Meraviglie」のグランプリ受賞となりました。