先日,サンドラ・ブロック主演の映画「ゼロ・グラビティ」を鑑賞しました。

ということですので,感想のほうを書かさせていただこうかと思います。

ゼロ・グラビティ

この作品は第71回ゴールデン・グローブ賞 にて作品賞(ドラマ部門)など4部門にノミネートされたほか

全米俳優組合賞 にて主演女優賞(サンドラ・ブロック)にノミネートされており,

アカデミー賞では技術賞を中心に受賞し,最多勝を狙うことができると予測されているのですね。


そしてこの作品は,「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のように

IMAX3D映画として製作され,公開されました。


今作で主演を務めるのは「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 」のサンドラ・ブロック

その他にも「ミケランジェロ・プロジェクト」のジョージ・クルーニーらが出演しており,

スウィート・エンジェル」のエド・ハリスが声の出演をしています。


監督は「トゥモロー・ワールド 」のアルフォンソ・キュアロンが担当しています。


そんなこの作品を鑑賞させていただいた感想はというと,

元々サンドラ・ブロックジョージ・クルーニーの共演ということで気になっていたので鑑賞したのですが,

まず第1の印象としては映像と音響がとても素晴らしかったと感じましたね。

言葉にできないくらいの表現力と作品を伝えようとする心が素晴らしかったと思いました。

これを受けて今年のアカデミー賞では撮影賞・録音賞・音響効果賞あたりで

最有力候補となるのではないかと思います。

ツリー・オブ・ライフ 」でオスカー最有力候補といわれながら敗れた

エマニュエル・ルベツキの撮影賞受賞が目に見えてきているのですね。

演技の部分でも良い感じで味を出してくるジョージ・クルーニーも良かったのですが,

女性の切なさを見事に演じきったサンドラ・ブロックはとても素晴らしく

アカデミー賞主演女優賞を受賞するに値する演技だと思いました。

しあわせの隠れ場所」で彼女が受賞したときには

2度目のノミネートが来るとは全くの想像もしていませんでした。

しかしながら,その中で彼女は今までには無かったような演技を見せてくれ,

評価に値するポジションにきたのではないかと思いましたね。

この作品は,サンドラ・ブロックの作品という印象を受けると共に

アルフォンソ・キュアロンの演出力の素晴らしさを感じることができました。

もしかしたらもう1回観に行っちゃうかもしれないですね!!!