saeの自由気ままなブログ-わが母の記


今朝発表になった第35回モントリオール世界映画祭の受賞結果なんですが,
日本からコンペティション部門に出品されていた
原田眞人監督作「わが母の記」と瀬々敬久監督作「アントキノイノチ」の2作品が
見事審査員特別グランプリイノベーションアワードを受賞しました。


この映画祭では,アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」がグランプリを受賞してから
同年「誰も守ってくれない」が脚本賞
一昨年「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ」の根岸吉太郎監督が監督賞
昨年「悪人」の深津絵里が女優賞と3年連続で受賞が続いていたので,
今年も何らかの賞を受賞するのではないかと期待されていたのですね。
その中で今年出品された2作品となったので,
どうなるのかめちゃくちゃ期待していたのですが見事受賞しましたね。

ここ3年で4作品が受賞しましたが,4本中3本が日本アカデミー賞で何らかの最優秀賞を受賞し,
4作品すべてが日本アカデミー賞でなんらかの賞を受賞しているので,
もしかしたら本年度の賞レースで「アントキノイノチ」が
次年度の賞レースで「わが母の記」がからんでくる可能性は十分にあると思います。

ただ,両作品とも今年度のアカデミー賞外国語映画賞の日本代表には
公開時期などの影響から選出されることはないので,
今年の予測はめちゃくちゃ難しいなぁ~という風に感じてしまっているのですね。