岡山でローストチキン
生まれたときから可愛がってもらっている、
叔母夫婦が住む岡山には、年に2~3回訪れる。
今回は、クリスマスを目指しての滞在。
自宅で料理を教えている叔母には、
若い友人が多く、毎年みんなが集まり、
にぎやかなクリスマスのパーティが開かれるとか。
今年は、私も初参加。
25日は昼過ぎから、叔母とその友人、私とでディナーの準備が始まった。
私の担当は、バナナシフォンケーキと、パンプキンスープ、
そして、ローストチキンの仕込みのヘルプなどなど。
生のまるごとチキンに触るのに、案外みんな抵抗がある様子。
「どうぞ、どうぞ」と譲り合っているうちに、その役回りは私のもとに。
2キロちかいチキン2羽に、塩、こしょう、ガーリックをすり込み、
中にスタッフィングをぎゅうぎゅうと詰め込む。
正直、ビミョ~な感触。まぁ、あまり感じないようにしつつも、
「美味しくなりますように」とお祈りしながら、オーブンへ。
お陰さまで、双子のローストチキンが完成。
「普通、ローストチキンは男の人が切り分けるんやけど、
さえ、あんたやりなさい。
あんたがいちばん、男らしいんやから」と叔母にいわれ、
カット&サーブも担当させていただいた。
キャンドルに灯をともして、乾杯。
倉敷でパリ・テイストのカフェを営んでいる叔母の友人から、
墨染めのガーゼ布巾。
* * * * * *
次の日、ローストチキンの残りは、
サンドイッチにして、新幹線の中でのお弁当に。