ある日の大事な話(その1)
ある日、病院のスタッフルームにて、院長に軽く怒られていた。
院長は、男子ロッカールームでごそごそしていた。
これから手術のようである。
(,,゚Д゚) 「○○○っていう(名前)なんだっ」
('-'.)「・・・・」
(,,゚Д゚) 「わかった?」
('-'.)「はい・・」
(,,゚Д゚) 「ちゃんと覚えておくように」
('-'.)「はぃ・・」
途中から入ってきた女医さんがきょとんしていた。
時間をもどしてみる。
(,,゚Д゚) 「すけろく~お願い」
('-'.)「他には何も要りませんか?サラダとか」
(,,゚Д゚) 「アイスクリーム。バニラの。チューブに入ってるのなんだっけ?」
('-'.).。oO(知らんがな)
(,,゚Д゚) 「知らない?」
('-'.)「はぁ・・」
アイスなんぞ滅多に食わん。
(,,゚Д゚) 「えーとね、、、アレ、、、ほらあれ」
思い出すまでしつこく熱心に考える性格だが、、
(,,゚Д゚) 「アレだよアレ!」
もの凄い早さで回転する頭脳の持ち主だが、フル回転させても答えがでない時、スバっと思考を中断するのも知ってる。
('-'.)「モノはなんとなく解りましたので・・」
(,,゚Д゚) 「そうそう、クーリッシュ!!!」
そういうアイスの存在は知っていたが、商品名までは覚えてない。
(,,゚Д゚) 「最近、マスカット味が出たんだ。知ってる?」
('-'.).。oO(知らねーよ・・)
(,,゚Д゚) 「クーリッシュっていうだっ」
('-'.)「諒解です」
(,,゚Д゚) 「ちゃんと覚えておくように」
('-'.)「はぃ・・」
本日の昼飯は、助六弁当。デザートはクーリッシュ。
渡された現金とポイントカードを胸ボケットにしまいつつ、スタッフルームをでていく院長を見送っていると、女医さんに声をかけられた。
(*゚ -゚) 「何かお話しておられましたが、新しい薬ですか?」
('-'.)「いえ、院長の・・」
助六は売れ残っていたが、クーリッシュは売り切れ。
バニラアイスが好物なのは知っていたが、雪見だいふく大人のチョコ(?)を買った。
(,,゚Д゚) 「コレじゃないよー。売り切れ?・・・固いじゃん、チョコもバニラも好きだが、一緒にする必要はない。チョコが食べたいなら別で買のに・・・」
(,,゚Д゚) 「でもおいしかった」