こんにちは

りら さちえ ですheart
数あるブログの中からご訪問いただき本当に嬉しく存じます。

私は、今までの半生を俗にいう「自分さがし」に費やしてきました。

どうすれば自分を真に満足させられるのか?

その答えが欲しくて、たくさんのことをしました。

その根本にあったのは

『自分はこのままでは充分ではない』

『何か特別なことをしなくてはならない』

という思い込みでした。


たくさんのセラピーやヒーリング

心理学、量子学、成功哲学などのメソッドに触れ

それについて、昼夜を問わず思索し続けました。


仕事でも人間関係でも

こうすれば楽しいだろう、充実するだろうと思いつくことは、やり尽くしました。

情熱を感じるものには、すぐにとびつきました。

あるいは、自分をわざと逆境に置いてみたり

わざと罪悪感や無価値感を抱くような状況に身を置いたりしました。


舞い上がるような昂揚感と地中深くに沈んでいくような絶望感

振り幅の大きいドラマを演じることでしか

生きていることを実感するしかなかった氣がします。


私のエゴは、もう抱えきれないほど肥大していて

通常のドラマでは満足できない状態でした。

どこまでいっても、エゴを満足させることはできなかったのです。

むしろ逆で、私はどんどん虚しくなっていきました。

でも、とうとう私は、この自作自演のドラマをやめることになりました。

2015年3月の夫の死をきっかけに、

自分自身との対峙を余儀なくされる体験と幾度となく出逢いました。

私たちは、アタマが創り出したドラマの中でしか生きられない存在ではなく

そのドラマを超えたところにあり、ドラマを創り上げる存在だということを身を持って知ることができました。


とある場所で、質問されました。

「あなたにとって

 これがなかったら生きている意味がないと思うほど大切なものは何?」



以前なら、家族、財産、仕事というような答えしかなかったでしょうが

今の私には


「ただ自分自身である」というこの平安のスペース


それが何より大切なものであり、幸せの条件です。

そのスペースから、あらゆるものを発振していく。

理由なき喜びの中で、無条件の幸せを創造していきたいのです。

あなたが自分自身であれるよう、そのお手伝いができたら幸せです。


                           蓮 りら さちえ蓮