子供の頃、家族がどこか外出して家に帰ってきた時の夕飯は、母がすぐにできるものという事で、おにぎりと卵焼きやウィンナーと野菜というのが定番でした。子供心になぜか、こういう食事が大好きでした。母がいつものように時間とエネルギーをかけて作る食事でないせいか、母の顔がいつもよりぐっとリラックスしていて、うれしそうに見えたからじゃないかなと、今は思います。みんなが楽でリラックスした空気の中で食べる食事は、楽しい気がしました。そういう時は日頃こだわりの多い父も、文句を言わず食べていたので、ますますリラックス感が強まったんじゃないかなと思います。(もともと、食事時はそんなに重苦しいものではなかったですが、父がご機嫌悪いと、文句しか出なくなる時がありました。)
大人になってから、私も楽においしいものを食べたい時は、そんな風にしています。今晩は、一日中あまり動きたくない気分だったので、おにぎりとオムレツ(ちょっと頑張ってオニオン、マッシュルームを炒めましたが、卵は二つ折りにもせず、フライパンに広がった卵を周りだけ少し寄せて、半熟状にし、野菜を乗せました。やわらかい卵大好きです。)、小さなサラダは刻んでおいた野菜で作り、おにぎりはレンジでご飯をチンして、ラップに包んでさささっと作りました。おにぎりご飯は、なにか軽い空気が作り出されて、平和な時間になります。

 

この所、白米が食べたくて、食べたくて、以前は炭水化物は少なめにしていましたが、今は、体も頭も求めるものは、食べることにしています。今年6月にある治療を受けてから、食べ物の好みというか、体が求めるものがとても偏ってきました。多分治療のせいで体が必要なものを求めている気がしました。その直後は何とおもしろいことに、生野菜が一切食べられませんでした。(多分、繊維質を消化する力が弱かったからかなと思います。)そして何が食べたいかというと、鮭、白米、スイカ! 笑えるほどずっと食べ続けています。最近やっとスイカは求めなくなってきました。とにかく食べられるもの、食べたいものっていうのは、本当に体が求めているもので必要としているものだと思うので、それを重視した食生活になっています。もうこうすべきという事で食べるのは、やめ始めました。理由分からなくても、体は分かっているはずですから。8月半ばくらいまで、食欲がどんと落ちていましたので、以前のような食事ができなくて、食べられるという事がありがたいと切に思いました。そんな中、ますます白いご飯が好きになってしまっていて、おにぎりがうれしくて、自分の子供性がとても喜んでいる気がします。過去3か月、お米をものすごく食べています。大体毎日どんぶりでご飯食べることが多いんです。「こんなに食べたら、やっぱり太るかも。。。」とちらちらッと頭に走りますが、体が欲している事だから、必要があるという事。という事はちゃんとそのご飯のエネルギーは体に有効活用されるわけだから、体重は保たれる! とアファメーションしています。20年以上前に、ハーゲンダッツのチョコアーモンド・アイスバーを1から3個毎日3か月間、食べた時も、体重は保たれると言って、体重が変わらなかった時のように、今回もその気になってのぞんでおります! あっ、今日のおにぎりの量が少ないと思われたかもしれませんね! 今日はそのあと今川焼を食べると決めていたので、おにぎりは二つにしておきました。(笑) 今川焼もしばらくはまりそうな食べ物になりそうです! そういうものって本当に口に入れると、ものすごくおいしく感じるんですよね。今川焼、最高!

 

そんなこんなで、食というものをもう一度考え直しています。というか昔のような食生活に戻っているという感じでもありますが、体が何を求めているのかを受けとめることがおそらく、健康への一番の道ではないかと思います。