ChopinのOP10-3とかしちぎ語り(超長文) | まりのブログ

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そして  Hope for the best and prepare for the worst.

『れいこちゃんのポスカ出てる』情報に、仕事帰りに名古屋キャトルへ行った際、ついでに歌劇をチラ見したら
なんと?
ドラマティックSで、ちぎみゆが、別れの曲でデュエダンだと? (|| ゜Д゜)
ちくしょう!数奇な運命すぎるよ。これは、かしちゃんファンの私への宝塚からの10年ぶりの挑戦状か…と
思わず書かずにいられなくなり、長文OP10の3及び、かしちぎ語り
※新生活ストレスの発露だ(^^;
===

歌劇を読んだ瞬間泣きそうになって困った(涙)
だって…10年と3ヶ月前…人生で一番泣いて笑った宝塚の時間の象徴の…ILOVE Chopin
かしちゃんのたった1つのトップとしてのショーのこの曲を使うなんて…あの時同じ舞台にいたちぎちゃんが、この曲を使う…なんて数奇な絆なんだろう。

この曲については、どうしたって、思い出てしまうんだ。
この時、ちぎちゃん、いつもかしちゃんの側にいてくれて…

ちぎちゃんは、その時のこと、ちゃんと忘れないでいてくれてたのかな?って…勝手だけどそう思えてしまって…なんか今から泣けてきてしまってます。
虹色の空の思い出…
ちぎちゃん…ありがとう
(涙)


==
歌劇でも、『私以上にお客様が思い入れを持つんじゃないか?』という、ちぎちゃんの言葉…それは私のような人間がいることを知っての確信犯なんだと…記事で感じました。
ちぎちゃん…君って子は
(泣き笑い)お見通しなのね。
心を抉って泣かす気満々すぎだろ

『別れの曲は、心の繋がりは消えないだから、別れではない。』
これも私が10年前ずっと言い続けてきたことだから…嬉しかったな。なんか。

あの時も、ショパンの曲は、タイトルに惑わされないで聴きたかった。
だって、それがショパンの意思でもあるから
(だから私はタイトル表示しないのです。ショパン作品の正式タイトルは、本来作品番号のみ…彼はタイトルが嫌いだから。)
ショパンの曲の正式名称は、実はOP数字だけが正解だったりする。そのはず。なのに、人は彼の曲に物語を見る…何時の時代も

ドラマティックSでは、デュエダンで使うようですが
かしちゃんのサヨナラ公演 I LOVE Chopin の時のデュエダンは、エオリアンハープだったな OP25の1因みに別れの曲はOP10の3…同じショパンのエチュードか

あれはOP10の3のはずが、誰かがこの曲を別れの曲と呼んだのが始まり。
日本で大ヒットしたショパンのフランスの映画のタイトル曲として…『別れの曲』は有名に…ショパンと、初恋の人コンスタンツィアとジョルジュ・サンドを描いた、1934年のフランス映画のタイトルが、「La Chanson de L’Adieu (邦題は別れの歌)」だったから。

この映画が昭和10年(1936年)に、日本で封切られると、大ヒット!その劇中で人気のあったこの曲に、西条八十という人が、歌詞をつけて、関谷敏子という女性歌手が歌って、レコード発売!

さらに映画の主題歌がヒットソングになったという・・

 

ショパンのエチュードop10-3は、昔からあった曲だけどその曲を、別れの曲と呼ぶようにしたのは、後世の人・・どころか、日本人・・あの公演中はそれがずっと・・ひっかかってました。「この曲、別れの曲って呼ぶようにしたのは、作曲者じゃないんだね・・。なのに、どうして、そういう使い方ばっかりなんだろう?作曲者の意思に反してないか?」
そして、あの最後の演目で、まるで、お約束のような使われ方をしたことは、草野先生に、一点だけ怒りがありますが。※タニのあの台詞だけは許せなかったな。ショパン好きとしても、かしちゃん好きとしても。
ちなみに世界的ピアニスト、スタニスラフブーニン氏のOP10‐3語りが個人的に好き(笑)


10-3(別れの曲)
時間からも外部の影響からも開放された全く自由な思考の流れ
心地よいけだるさ・・甘くかすかな胸の痛みを伴う思い出
そしてなんといっても美しいものを享受できることに対する感謝・・感傷的なものは一切ない。なぜなら、人間の思考は明確でありながら、常に不安定で用心深いから・・
外部から閉ざされた秘密のベールに包まれたファンタジーの世界で楽しんだり、苦しんだりするための心地よい孤独のひととき・・
あまりにも有名・・そして、あまりに「頻繁に演奏される」作品
センチメンタルな名前と優雅な連想を数々押し付けられてきたが、私に言わせれば「C'st la vie」(人生はそんなもの)

教師か親に助言されたのか、少女から紳士淑女に至るまで、私的な本質を表現しようと、ナンセンスでおぞましい「情緒的」ポーズをとりながら、身体を動かすのを見るにつけ、ショパンへの同情は深まるばかりだ。

才能がないのであれば、いっそのこと、このエチュードについて今まで語られたことをすべて、忘れて欲しい。貴方の演奏が聴衆の涙を誘わないのであれば、泣かせるまで何千回でも弾くがよい。

もっとお薦めは、聴衆の存在すら忘れてしまうことだ。
旋律は王様でそのほかは全て召使だという、ショパンの「カンティレーナ」の基本法則以外は、全てを忘れても良い・・
健闘を祈る

※ソースは、確か1999年のコンサートパンフ(笑)なかなかの毒舌だけど、結構共感する

それはさておき
ショパン自身は、この曲は『別れの曲』と感じていたかは解らないんだよね。
だから、解釈は色々あって正解

別れの曲 はショパン自身のメモにはトリステッセ"Tristesse" 悲しみと憂鬱
実際に、ショパンの楽譜の片隅に書いてあったのは、この表記で・・「別れ」という言葉は、使われてなかったらしいし。
そこに、お弟子さんのグートマンという人の証言で「故郷への郷愁」って言うエピソードがあって・・
なので、外国では、この表記でないと通じないんだそうです。
ホセ・カレーラスは、この曲にこんな歌詞をつけて歌ってるそうで・・
E triste il mio cuor senza di te
Che sei lontana e piu non pensi
(あなたがいない私の心は悲しい
あなたは遠くにいて、もう私のことを思うこともない)


あとは、よく伝えらるのは『こんなに美しい旋律を書いたのは初めて』と言ったという伝承や、
弟子のグートマンが、この曲を弾くのを聴いたショパンが涙ぐんで『我が祖国国』と呟いたこと等のエピソードと、ヒットした映画で出来たのがあの『別れの曲』のイメージだから、ちぎちゃんや、かしちゃんみたいな感じ方もありだよね

あの曲、かしちゃんファン的には『別れの曲 Loath To Depart』

映画のタイトルは『La Chanson de L'Adieu』日本語意訳で『別れの曲』でもね、かしちゃんの退団DVDのタイトルは、映画のタイトルではなくて『別れの曲 Loath To Depart』
これは英語で、この言葉は、もっと直接的な言葉

どうして別れの曲なのにタイトルは「La Chanson de L’Adieu」じゃないんだろう?なんで英語?って思って調べたら・・
Loath to は 「~を憎む。嫌悪する」 departは・・別れ・・しかも、死に伴う別れ・・
例文が depart this life・・この世からの別れの時

正直、それを知ってぞっとしたし、嬉しくなったのも事実です。
私は別れを憎む・・つまり・・「死なせない」
このタイトルつけた人は、退団を惜しむファンの心境を分かってそうつけたのか?どうなのか・・今となっては謎のままですけど・・ちゃんと、分かる人には分かってたんだな・・って。
そのタイトルの付け方が、私はとても気に入っていた。『Loath To Depart』別れの曲をお涙頂戴になんかさせたくなかった、かしちゃんファンだったから。

それに近い言葉をちぎちゃんが言っていること。
それはとても不思議な運命でもあると思わずにはいられないのです。

10年後に、こんな風に雪組観て、戻るなんて、そんなつもりなんか全然なかったのに…ちぎちゃんの雪組だから…って観たら、好きなご贔屓ができちゃったり…
ちぎたのお陰で繋がってしまった運命が、絆で縁だったのかもしれない。

本当に信じられないよ
なんか、私とちぎちゃんとの最後に相応しい運命だと思わずにはいられない。というかその絆を信じられる。
普段、運命だのなんだのを信じるつもりもないし、神様を信じてもいないけど、
この絆を信じないで生きてる意味ないでしょ

はい、やるなら今でしょ
ということで、只今雪組チケット追加計画中だったり

※私、かしちゃんの I LOVE Chopin以前からのショパンフリークですので別れの曲talkだけで語りまくれる自信だけはある(^-^)v
だから、あのショーは、多分、かしちゃんのサヨナラ公演でなくても、大好きだったんだろうけど、結果的には、『大好きなんて軽々しく言えない』位に忘れられない公演になってしまった
あの公演とショパンの曲のイメージが自分の中で繋がりすぎて

「純粋で何よりも美しいのに…そこに内包されているのは、触れたもの全てを葬り去るような…
禍々しい毒のよう…
それは、美しさと優しさであると同時に、限りなく残酷なもの」

かしちゃんとショパンの曲ののイメージってコレなんだよね。今も
本人に言ったら「詩人だね(^^)」って言われそうだけど。

一時期、聴けなかったもの。ショパンエチュードも、前奏曲も
※ショパンエチュードは24曲、エンドレス再生してこそだから、全部聴けなかったなあ。
あのショー、OP10は3、5、12。OP25は1と11と…有名どころ全部使ってくれたからね
(タイトルは順に、別れの曲、黒鍵、革命、エオリアンハープ、木枯らし)
因みに前奏曲は雨だれ(15曲目)のみで、別な意味で日本人馴染みな7番はなかった(あの…太田胃散(笑))
…ショパンオタクの血が久々に騒ぐぜ(*^^*)
あのショーは、スケルツォ2に1に、バラードは4もノクターンも1とか、少しマニアックなショパン好きも楽しませてくれた選曲だからね。
ワルツは、華麗なる…とセットでイ短調のもセットにしてたり、ピアノソナタも2番の三楽章の葬送からも、あの部分使うとかね…哀しいだけでない
※葬送にあの歌詞で、たっちんに歌わせるとかさ、もう(涙)

ショパン好きすぎるヅカオタとして名乗りをあげる自信はあるよん(笑)ちぎたさん
※なお10年くらい前、かしちゃんのサヨナラ公演初日後、この語りを出待ちでしまくり、周りにドン引きされた、貴城ファンが『ここに(^-^)v』
……すいません、昔からクラシックオタク的英才教育?をこれまたオタク気質な父から施されております故

※ただしピアノは音ゴコロがないせいか、下手でしたが(^^;
クラシッククラスタ的にも、バッハのシャコンヌやら、エルガーの愛の挨拶とかも、いいタイミングで使われてたっけ※ブラームスはお笑い場面だったが(^^;
その数年後後、『翼ある人々』で、あのハンガリー舞曲を弾く、アッキーさんに落とされかけたのはまた別のお話(^^;

それに、文学オタクの血も騒ぎ、当時はこのショーで公演二次創作もしまくったなあ。
休みは全部通って、仕事終わったら芸術活動(笑)
そうでもしないと、やってられなくて、仕事の合間に寝る間も惜しんで、文章書いてたことも、歌劇を読みながら思い出した。
I LOVE Chopinでは、5つ?書いたかな。
※読みたい方います?(笑)

かしコンでは、かしちぎコンビのオスカーワイルドでも書いたり※だから私は脚本にはうるさい&中村暁が嫌いなんだ。
私のがマシってどうなんだか(`Δ´)という意味的に(笑)

10年前は体力あったんもんよね(しみじみ)
あの頃はね、歌劇の『高声低声』書いたりもしたし

※一応、2回程採用歴があり、かしちゃんメモリアルブックにも掲載頂けたのは密かな自慢(笑)
あと、スカステリクエスト採用とかね(^^;ハガキ職人的なことしてたな。

あ、話がそれた。
多分10年と二ヶ月前、私とちぎちゃんは限りなく近い気持ちでいたから。と、私は勝手に思っている。

君が、『ファン代表でーす!(*^^*)』って、かしちゃんのフェアウルで叫んだこと…※今と変わらないデカイ声で
ちゃんと覚えてるから(笑)
その先も全部(*^^*)※語りすぎて名乗り忘れたんだべな(^^;

あれ?おかしいな
涙より(笑)が(^^;

あの日も桜が咲いていたな。かしちゃんの腕の中に 。

そんな記事を書いていたら、桜は散り、浅田真央さんの引退の報がありまして(|| ゜Д゜)
彼女の演技もピアノ曲本当に多い&音をバックミュージックでなく、作品として魅せてくれるのが好きだったなあ

※ここについては別記事にします

そして…
私書いてたら、そろそろ限界なので(>_<)
本日、ムラでイープラス貸し切り、スカピン観てきます(^-^ゞ

※今までの流れをぶった切る…それが私クオリティ (笑)