これが散歩?~ソウル城郭~ | 韓国へ..日本へ..(そして完全帰国なるか)

これが散歩?~ソウル城郭~

2011.05.29


最近やっと安定してきた夫婦仲。


パクさんが、週末の貴重な時間を義母にだけではなく私にも
分けてくれるようになった。そんなパクさんからソウル城郭・
彰義門(창의문)に行って散歩しようとのお誘いが。


北岳山(북악산)~駱山(낙산)~仁王山(인왕산)~
南山(남산)にまたがる全長約18.2kmのソウル城郭。


ソウル城郭。 下の地図拡大はここCLICK



1968年1月21日、北朝鮮の武装ゲリラが青瓦台を
襲撃するためにソウルに侵入するという事件(1・21事態)が
起こった。このため、今でも一部は身分証明書と出入り
申請書の提出が必要な特別警備地区になっている。


そもそもなぜパクさんが急にソウル城郭に行こうと言い
出したのか?テレビのニュースで城郭散策とその周辺で
お弁当を広げて食べる人たちの映像をみたのだとか。


何をするにも下調べが不足がちなパクさん。私たちは
今まで出かけた先で、「こんなはずではなかったのに」と
いう事態に何度もケンカになった経験がある。何度も
ヒドい目にあったのできっと教訓を得たはず。今回は
パクさんの言葉を信じて、ただ付いていくことにした。


景福宮(경복궁)駅からバスに乗って彰義門へ。


道路脇には1・21事態で殉職した崔圭植総警の銅像。



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これが彰義門。


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階段を上ると彰義門休憩所の事務所がある。ここで
外国人登録証と申請書を提出し、カードをぶら下げた。


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裏には、撮影禁止区域、搬入禁止物などの説明。


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中に入ると、山の頂上まで続く急な階段と登り道が
見えた。数十メートルごとに義務の軍人が立っている。
パクさんは「散歩してお弁当を食べよう」と言ったはず。
やはり信じてはダメだったのか。スカートにおしゃれな
靴なんか履いてきていたら絶対に上れなさそう。周りの
人たちはみな登山ルック。やっぱり信じてはダメなのだ・・・。


撮影してもいい場所もあるが、軍人がいるので小心者の
私は写真を撮ることができなかった。なので、1枚だけ
あるサイト から写真を拝借。上りの階段が続く…。


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この日の私は登山をする心の準備ができていない。
しかも、この日の私は激しい運動を避けたい状況に
あった。空にはジリジリと照りつける太陽。またもや
下調べ不足のパクさんにイライラ。そして、途中下山。


せっかくの日曜の午後。登山をしない代わりに、景福宮駅
からバスで上ってきた道を歩いて散策することにした。


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路地裏を入っていくと、高級住宅街。新旧問わず

建築物には関心があるので、金持ちの家を見て回るのも
結構楽しい。住宅街を抜けるとソウルタワーが見えた。


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私たちが住むローカル地区とは違い、この辺りは道路も
歩道も広く、ゴミも落ちてない。、青瓦台が近いからか?
静かできれいな街を歩いていると福岡を思い出した。


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「中央企業」発見。特に有名な会社なわけではないが、
思わずパシャリ。小さな店に似合わない「~企業」という名。

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何を扱う店かというと名札や垂れ幕。
「こんなに小さいのに企業だって~。」
「会社の名前だけみて面接にきた人はビックリするだろうね。」


POPEYESにて昼食。


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目的地での散歩は果たせなかったが、
ゆったりとした日曜の午後。






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