トヨタと連結子会社のダイハツは、共同開発したパッソ(トヨタ)とブーン(ダイハツ)の2代目を発売しました。一応、パッソの道路運送車両法上の製造事業者はトヨタです。


ダイハツで生産していますが(関係者がしゃべると不正競争防止法違反)。


この両社、メインバンクが三菱UFJ(三菱三和東海)のUFJ(三和東海)です。トヨタは三井銀行(三井物産も。そのため、三井グループ)及び東海銀行がメインですが、三和銀行もそれに次ぐサブとして重要視。そのため、三和銀行系(みどり会)のダイハツと縁が結ばれて資本・業務提携の後、90年代後半に子会社化。





パッソは国内専用、ブーンはシリオンとして欧州・新興国でも発売します。




ゴルゴ十三の議-パッソ




ゴルゴ十三の議-ブーン




ゴルゴ十三の議-パッソ/ブーンの室内


購入者の大多数、3分の2が女性ということで、女性を重視したそうですが、安全性では完全に「どうせ足代わりのB層向けだからこの程度でよい」と見切りをつけています。サイド・カーテンエアバッグやESPはオプション、後席中央部ヘッドレスト(レイント。つまり緩衝装置)や3点式シートベルトはなし。


3年前、トヨタは全車種にサイド・カーテンエアバッグにESPを全て標準装備にする、と公言しましたが、結局は撤回したようですね。どうせ、事故を起こせば当事者(加害者)の自己責任で処理され、メディアも追及しない(広告を多数掲載し、特に地方局はトヨタの国内販売会社と同じ企業系列が多い)。「要らないから安くしてくれ、と言う声にこたえて選択できるようにした」というなら標準装備にして「不要な顧客だけ省略する」にすべきでした。


何しろ、日本の道路・自動車交通行政は戦前以来、90年間も警察の縄張り。国土交通省自動車交通局技術安全部は警察庁交通局技術安全部と言ってよいし、かつては警察の一部=内務省警保局。運輸支局=陸運局も。








トヨタの国内営業本部(一橋・神戸・慶應義塾・名大の学閥があるようですが)、電通による「B層騙し」に要注意。広告は森三中らを使った女子大を舞台にした学園モノ。


アイゴを何故入れない?2ペダルMTでは何故良くない?何故日本はトルコンAT/CVTでなければならないのか?


パッソ&ブーンがフルモデルチェンジ





トヨタの豊田章男社長が東京・文京区後楽(東京ドーム近く)の東京本社で記者会見しましたが、肝心の日本国内仕様がこれでは・・・。停止優先のブレーキ、国内専用車種の一部を除く、と。


量の拡大追いトヨタ生産方式を外れた=豊田社長