プリウスの問題で、日本国内でもリコールすることとなりましたが、直嶋正行経済産業大臣や鳩山由紀夫首相が「トヨタは何をやっている、対応が遅い」という批判がなされました。もし、自民党政権のままだったら小泉純一郎のように「リコールいろいろ、車もいろいろ」とかはぐらかすのでしょう。

そして、日本国内では、今回のようにこっそりカイゼンして定期点検とかの時に部品を交換するなどサービスキャンペーンでお茶を濁したでしょう。

その意味でも自民党には下野してもらったことは大きかったです。


しかし、政治とカネの問題を偉そうに追及する資格など自民党にはありません。機関紙・自由民主にテリー伊藤とやくみつるの「苦言」が掲載されましたが、「もう自民党は解散してみんなの党か平沼赳夫・城内実らのグループに分かれてくれ」という引導でしょう。

小沢一郎・民主党幹事長を追及している谷垣禎一総裁、安倍晋三元首相、麻生太郎元首相、小泉純一郎元首相はカネの問題ではきれいだったのでしょうか。そんなわけは絶対にありません。何しろ、私のお世話になっている勤め先など・・・。

小泉進次郎、藤川優里しか売りが無く、三橋貴明、浜田和幸といったコアな支持層に媚びる人材を平然と起用する自民党はもはや国民政党ではありません。右派・保守派のための「確かな野党」です。


舛添要一は偉そうに自民党を批判するならみんなの党にさっさと移ったらどうか。そうしたりして。


http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20100204ddm005010010000c.html

自民党:機関紙にやくさんとテリーさんが辛口寄稿

 ◇やくさん「蘇生の見込みなし」/テリーさん「悪口並べるばかり」

 自民党は今週発行した機関紙「自由民主」9日号で、演出家のテリー伊藤氏と漫画家のやくみつる氏の寄稿を1ページを割いて掲載した。テーマは「しっかりしろ自民党」。「もはや野党としても蘇生の見込みがない」(やく氏)など刺激的な言葉が並ぶ異例の内容で、党員が意気消沈しないか心配する声も出ている。

 やく氏は自民党を「先の総選挙の投票終了時点で、波瀾(はらん)の生涯を閉じられた」と断じ、「長年の失政のツケを払わされて汲々(きゅうきゅう)としている民主党を自民党に攻める資格はない」と批判した。テリー氏も「自分の夢をひとつも語らずに、恋敵(民主党)の悪口ばかりを並べて(有権者を)口説こうとしている」と皮肉った。【木下訓明】