東京都心のマンションの販売価格がこの一年で倍になったというニュースがあるなどセレブ向け需要は相変わらず活発のようです。クルマもそれに負けじとメルセデスSLRマクラーレン・ロードスターが販売開始されました。
それを買えるだけの需要が見込まれる証拠です。
ダイムラー・クライスラー日本は、メルセデス・ベンツSLRマクラーレンのオープン・バージョン、SLRマクラーレン・ロードスターの受注を開始した。
このモデルは、SLRマクラーレンの個性的なスタイリングを踏襲しながら遮音性、耐候性が高いセミオートマチック格納式ソフトトップを採用。トップはフロントウインドー上部のロックとセンターコンソールに配置されたスイッチを操作することで約10秒で開閉可能をなっている。
クローズ状態ではクーペ・モデルと変わらない流麗なルーフラインと優れた空力性能を実現。オープン・ボディの開発には風洞を使用し、高速時における空力を最適化し、オープン状態で200km/h以上で走行していても会話が可能な優れた静粛性を実現している。
また、オープン化にともないCFRP製ボディには改良が施された。Aピラーをスチールで補強したほか、シートの後方に固定式セーフティロールバーを追加したことで、クーペと同等のねじり剛性を実現。セーフティロールバーの後方にはオープン時に走行風のキャビンへの巻き込みを防ぐドラフトストップを装備している。
パワーユニットはAMGがSLRマクラーレン専用に開発した最高出力626ps/6500r.p.m.、最大トルク79.5kg-m/3250~5000r.p.m.のスーパーチャージャー付き5.4リッターV8SOHCで、クーペ・モデルと同じ。トランスミッションは5A/Tを組み合わせる。0~100km/h加速はクーペと同じ3.8秒、最高速度はクーペより2km/h低い332km/hとなっている。
左ハンドルのみの設定で価格は7000万円。クーペ・モデルの1015万円高となっている。なお、SLRマクラーレンの生産は当面ロードスターのみになる。
また、都内などで結構見かけるハマー。右ハンドル仕様導入にあわせ、更なる需要拡大が見込まれるからでしょうか、GMの日本法人が輸入権を取得しました。アメ車でも高級車に的を絞った戦略を取っていますが、フォードやクライスラーとはうまく差別化しているようです。
ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィックジャパン(GMAPジャパン)は、今冬ハマーH3に右ハンドル仕様車を導入するにあたり、ハマーH3の輸入権を三井物産オートモーティブからGMAPジャパンへ移管することを発表した。
今回の移管にともない、ハマーH3は2008年モデルからGMAPジャパンが輸入する。なお、新規に輸入された車輌の販売およびアフターサービスは全国のハマー正規販売店が行う。
