こんにちは。
最後のブログからとても時間が経ってしまいました。
あらためて、自己紹介させて頂こうと思います💕
エスタヴォワイエ沙知子と申します。
SACHIKO ESTAVOYER(サチコ エスタヴォワイエ)
というアルファベット表記の名前でジュエリー作家をしています。
フランスのパリのすぐ近くの自宅兼アトリエでデザインと制作をしています。
神奈川県の海の近くで育ちました。
小さい頃から祖父母の影響で海外に興味を持ち、日本という1つの文化よりも、様々な文化や価値が存在する海外に惹かれていました
大学では哲学を専攻、将来何をしたいかを模索していた頃、美学の授業で「職人とは感性と技術を極めること」という言葉に出会い、職人になりたいと思うようになりました✨
服飾のアルバイトをしていた時、ジュエリーは身に着ける人の想いや思想が反映される、身に纏うオブジェだと思い、自分で作って表現できるようになりたいと思いました。
そして大学時代にフランスを旅行 ✨
優しいパリの光、ゆったりした時間の流れに魅力を感じ、美しい色彩と強い光の南仏には驚き魅了されました。
特に自由を愛し伝統に留まらず多様な文化を受け入れ、常に独自の視点を発信するパリに影響を受け、行きたいと思うようになりました
それと同時に、フランスの宝飾メゾンのアトリエの記事を目にし「この世界を知りたい」と思い、大学卒業後パリのジュエリー 専門学校へ留学しました
ジュエリー 学校ではデザインと彫金などを学び、その後宝飾メゾンのジュエリーを手がけるアトリエで職人、宝飾店で販売などを経験しました。
ただ、いざ蓋を開けてみると、分業化されたジュエリー業界。デザイナーはデザインのみ、アトリエは制作のみ、販売員は販売のみ…。
自分はジュエリーに関わるすべてが好き、自分の考えを形にして直接お客様と関わりたいと思うようになりました。
そして以前から魅せられていた洋彫り(文字やレリーフを手彫りする技術)を彫りのアトリエで学び、パリでSACHIKO ESTAVOYERとしてジュエリー 活動を始めました✨
するとその途端に日本へ行くことに
それから日本でジュエリー作家として活動しました。
洋彫りを生かしたジュエリーを多く作り、ギャラリー、セレクトショップ等でお取り扱い頂きました。
その傍ら、陶芸や侘び寂びなど日本文化の美しさを再発見したり、あこやバロックパールの美しさに出会ったりと充実した日々でした。
そして今度は上海へ…
上海ではフランス旧租界の1930年代の建物内に手芸作家さんと「ROOM8」という名前の共同アトリエショールームを開き、自作のジュエリーを展開させて頂きました✨
中国でシルクの素晴らしさにも魅せられ、シルクインナーも少しお取り扱いしていました。
上海は洋と中が混ざる独特の雰囲気の地。旧租界時代のアール・デコや欧中の折衷建築、中医や中国茶、書など中国の文化にも大好きで、とても影響を受けました
さて、そしてフランスに戻り…
娘を出産。銀器アトリエに勤務し、美しいアンティークの銀器を目にしながら、銀器に彫りを入れることもありました。
そして現在
今までのさまざまな場所で得たさまざまな経験を生かし…自身のジュエリーを再開しました✨
SACHIKO ESTAVOYERでは
生きる喜びや世界の美しさを共有したい、という想いでフランス、東洋や日本の侘び寂び、旅、アンティークなどからインスピレーションを得て、東西に共通する普遍的な美を追求しています。
そして金銀、天然石、あこや真珠などの美しい自然素材を使って、現代的でありつつ長く使えるジュエリーを作っています✨
そして彫金の伝統的な技法 − 洋彫りや鍛金を用いて希少な手仕事の温もりや美しさを伝えていきたいと思っています。
特に、洋彫りでイニシャルや名前をお彫りすれば、大事な方と繋がったり、人生の記念のジュエリーに…✨
自然と人間の手仕事の美しさをお伝えし、ジュエリーを身につける方に喜んでいただき、この世がより美しく、よりハッピーになりますように!!それが私の願いです💖✨
お読みいただき、ありがとうございました✨