里帰り出産した私。
パパは立ち会い出産希望だったので、
家や会社から、私の実家へ行くための交通手段を調べあげてました。
電車に飛行機、高速バスまで。

が。

結果から言うと…全く持って意味なかったのーーーー!


AM1時頃に私は母に病院に来てくれるように電話したんですが、
その時点では「先生から話がある」としか聞いてなかったので
「パパには先生の話聞いてから連絡して」と母に伝えたのです。

なので、パパに連絡が行ったのは『帝王切開が決まってから』。
つまりはAM2時頃だったのかな?(たぶん)

それからすぐ帝王切開が始まって、ねねくんが産まれたのがAM2:50なので…
そりゃあ、間に合うわけないよね~。
むしろ家で身動きとれずに、とりあえず仮眠したらしいw


心の準備をする暇もなくパパになっちゃったわけだ。


すでに産まれてたものの、一刻も早くねねくんに会いたいパパは
早朝に起きて、朝イチの飛行機に飛び乗ったわけだ。

その知らせを受けて、ベッドから出られない私は、
「早く来て、ねねくんの様子見て来て欲しい~キラキラ
と待ちわびていたわけだが…


こちらもハプニングに見舞われるわけだ!
(私の出産はそういう運命にあったみたい(-.-;))


空港に旦那を迎えにいった私の父から母に電話が…

「雪で視界不良のため空港内除雪してて、上空旋回してるよ」と。
一刻も早く来て欲しいのに~。と思うものの、仕方なしと待ってると…

さらに父から電話が…
「視界不良で降りられないから羽田へ引き返したよ」と…

なんですと~~~(-o-;)
上空旋回しただけで引き返した旦那。
仕方ないので、羽田空港から東京駅へ移動し、電車で再び来ることにあせるあせる


結局、朝4:30に家出たのに、病院に着いたのはPM2:30でした汗
10時間の大移動ビックリマークビックリマークビックリマーク

そして旦那が病院に着くと同時に、ねねくんは病室にやってきたのでした。
役に立たないの~w

まぁ今回は、すでにねねくん産まれちゃってたからいいものの、
これが立ち会いに間に合うか間に合わないかの瀬戸際だったら
きっと、もっとヤキモキしただろうな~。

まぁ無事に到着してよかったです。


が。
旦那くん、埼玉に帰る時も飛行機には懲りて電車を選択したにも関わらず、
雪の影響を大いに受けて10時間かけて帰ったのでした汗

えぇ。ねねくんが生まれたのは、あの大寒波の日だったのです。
帝王切開直後は意外と元気だった気がする。

『 絶 対 安 静 』だけどね。
上半身起こすことが許されないどころか、枕することさえ許されなかったけど。
点滴は繋がれたままで、次から次へといろんな液体が体内へ…
尿管も繋がったまま。
足は圧力靴下の上からフットポンプが装着されてたよ。
私、このフットポンプが一番苦痛だった…暑くて蒸れるし、夜中にモーター音が気になって眠れないし…早く外したくて仕方なかった…

でも、まだ麻酔効いてる時は痛みもなく、母と普通に話してた。


午前中は30分置きに看護師さんが来てくれて、
体温&血圧チェックとか、悪露の処理とか、いろいろお世話してくれて、
看護師さんて大変な仕事だな~。って純粋に感動したよ。

しかし、朝御飯の時間になっても、私の病室にご飯は来ない。
母と「いつまで絶食なんだろうね~。」とかいいつつ、たいしてお腹は空かない。
結局、丸一日絶食だったんだけど、点滴で栄養摂ってたし、それほど苦痛じゃなかったな~。

それより苦痛だったのは「夕方まで水分禁止」だったこと…
部屋は暑いし、途中で37.9℃の熱出したし、喉が乾いて乾いて…
「うがいして口の中湿らすくらいはできますよ。」って言われたけど、
うがいだけのために、お腹痛いのを無理して動く気になれずお断りして、
濡れたハンカチを口元に当ててごまかしてた…
けど、ちっともごまかされなかったハートブレイク


麻酔が切れてくると、傷の痛みと、子宮収縮の痛みと、体を動かせない痛みがやってくる。
何が一番痛かったかと聞かれれば…断然、子宮収縮だなぁ。
子宮収縮剤が点滴されてるときは、本当に痛い。
とはいえ、座薬の(弱い)痛み止めで収まるくらいの痛みだった。


翌日はおかゆ食。
点滴は外され、
尿管も外され、
フットポンプも外され…
昼頃には『歩行指示』!?
病室内のトイレへ歩かされました。
いまどきは手術翌日にもう歩くのね…

そして、この日から完全に母子同室。
さすがに帝王切開した日の夜は預かってもらったけど、翌日からは夜だって一緒。

しんどいけど幸せ~キラキラキラキラ


痛みは徐々になくなっていって、
帝王切開翌日からは飲み薬の痛み止めを一日3回服用してたけど、
飲まなくてもそんなに痛くないんじゃ?と思うくらいの痛みで、
2日くらいは念のため飲んでたけど、3日目からは止めちゃった。


帝王切開をした感想としては、みんなが言うほど痛くなかったよチョキ
ねねくんが生まれて、挨拶もそこそこに、
私が先生に聞いたことは「元気ですか?」だった。
お腹の中で何度も心拍が落ちたわけだし、
いわゆる低出生体重児だったわけだし、
どこかに疾患がある可能性も少なくないわけで…

元気に生まれてきてくれるか。
それだけが気がかりだったので、無意識に聞いてた。

先生曰く「羊水吸引したら自分で泣いたから大丈夫!」と言われたので信じることにした!
なんせ自分のお腹はまだ開いた状態で確認のしようもないしね。

一足早くねねくんは手術室を出て、小児科で預かってもらうことに。
うちの病院は帝王切開でも母子の体調がよければカンガルーケアさせてもらえるらしいけど
さすがに低出生体重児では低体温の危険があるらしく、させてもらえなかった。
やりたかったな~。って気持ちもあるけど、ねねくんの体調が一番大事だもんね。

ねねくんが手術室を出ていってから、あとは縫合するだけ!
…かと思いきや、何やら長い汗
やっぱりあちこち引っ張られてしんどい…と思ってたら…
ねねくんが生まれて気が抜けたのか、わたくし寝てましたあせるあせるあせる

その後、何度か目を覚ましてはいるんだけど…
手術室で目覚めた記憶はあるんだけど…
完全に記憶がありません。ナゼ?
いつどうやって服着たのかもわからない…
次に記憶があるのは、病室に戻って母の顔を見たとき。
まだ下半身は麻酔が効いていてベッドのまま移動してたときでした。



さて、このときAM4時。
おしるしから、まだ24時間も経ってないのよ…

その間に、管理入院→前駆陣痛→心拍低下発覚→陣痛(5分間隔)→大出血→帝王切開、となりました。

急転直下すぎる~あせる



そして、帝王切開後も長かった…

〈完〉