子宮の記憶/ここにあなたがいる | 鑑賞ノート

子宮の記憶/ここにあなたがいる

ポニーキャニオン
子宮の記憶/ここにあなたがいる

なんか新作~と思って見つけたもの。一度どこかで予告を見たな~とね。

出演は松雪泰子さん。柄本佑さん。


これは「母をたずねて三千里」か?と思って借りましたがそんなんではなかった。

母親から愛情を得られない息子が以前の事件の加害者に会いに行く。

そこから何かを得たい一心でたずねるが、素性は明かさない。

そしてそれがだんだん明らかになっていく。

このパターンの映画、大好きです。

なんかねぼんやりと真実が見えてるんだけど、「お、ここでいっちゃう?」とか「ここか?」となんかドキドキしながら見れます。

柄本佑さんの演技は今の十代くらいの若者の飄々とした何か得体の知れない感じが良く出てて良かったです。

松雪さんもしっかり母性本能が出ててよかった。やっぱり子を持つ母親の演技は違うね。


子供を誘拐してまで自分の子供として育てる・・・私には心境が良くわからん。

確かに子供はかわいいと思う。そして自分も得るものが大きい。そして与えるものも大きい。

あ、養子縁組して他人の子供を育てる気持ちはわかりますよ。

誘拐はやっぱり犯罪だからね。いかんよ。

私は自分のDNAが好きじゃないので・・・子供は・・・相手のDNA100%でお願いします(無理だって・・・それ)