私は週に一回、自分という人間はいかに無力、無知、道ばたの蚯蚓の乾涸びた死体、鴉が啄んだ蜜柑の皮、ボロボロになったエドゲインのポスター、非自殺志願者の手首の切り傷、鳴かない子規、ラリ中の飲むドリデン、ノルムレスト、デパス、ハルシオン、トランキライザー、リタリン、ブロン、アネトン、シャブ中が注射器の中に生み出す花弁、倦怠しきった酸素、イカレチマッタアタマ、醜い花売り女、時計仕掛けの時計、明けない夜、錆びた三角木馬、ネクロフィリアのペ二ス、狼の豚、ワゴンの中にある十円のコンパクトディスク、正義感の強い差別主義者、善意の順子、わかばを呑む老人の腕に見える蠍の入れ墨、戯言に陶酔する精神病患者、この自慰電子日記、悪魔の睾丸、賞味期限切れの抗癌剤、鬱血したお前の顔、思わせぶりな単語を羅列して満足しているかのようなこの姿勢、経口摂取されたヘロイン、コカイン、ショートピースに混じった大麻、阿片、グラスをキメている股肉、シュルレアリスムを履き違えた単語の波、眠れない遊女、チャカポコチャカポコ‥‥のように思えて自己嫌悪でどうしようもなくなってしまう。
 こういう時は布団にもぐってこの世界に呪詛を吐き続けています。
 あっ、今日の記事は見なくていいよ。
 じゃあなんで書いてんだよこの出目金ランチョウ、とかいう意見は喜んでお受けします。
 ‥あぁ痛いな俺。