立柱方式による木造住宅(和風モダン)

外張断熱工法 花游雲月亭



四國三郎のほにゃらら日記-階段てすり2  階段 手すり


階段の手すり 今ちょっとお気に入りのデザインです。壁側の手すりは、また違ったデザインになっています。


四國三郎のほにゃらら日記-手洗い開口  玄関 開口部


以前に、この開口部がピン角で左官がされていました。丸面取にしないと絶対に駄目ですと言いますと、鏝を作って手直しをしてくれました。やはり、丸面取とピン角では雰囲気が全然違います。玄関入口の柱は面皮柱で、玄関前の柱の沓石は自然石を使用しています。この靴石のときも、加工石の施工図を描いてきましたので、自然石でないと駄目と駄目出しをしました。

実は、玄関入口柱に面皮柱を使っているのが重要なポイントになり、これは一連の流れになります。この柱も誰も気がつきませんが(^^;) やはり、何かが違うのです。(^_^)


四國三郎のほにゃらら日記-東側外観1  外構 木製塀


外構で塀を設計しました。低い塀と、高い塀です。建物の雰囲気を壊さないように、また、和風から洋風への流れを感じてもらうように違うデザインにしました。洋風の部分では、視線が気になるとのことでしたので、高い塀にしましたが、閉塞感が強まらないように、わずかに隙間を空けています。こうすることによって、内部の人の気持ちや外からみる人の気持ちが通りぬけるような印象を持つように配慮しました。


四國三郎のほにゃらら日記-北側塀2  外構 低い塀


このデザインは建築当初から監督さんともめました。一番最初の打合せが塀の打合せというのは僕も経験がありません。監督曰く、「絶対にできません。もちません。」ということでした。なるほど、おっしゃることは当然ですが、デザインする立場として譲れないところです。結局工事の最終まで、ああでもない、こうでもないとお互いに知恵を捻りこのデザインに決定しました。柱にスリットが開いているのがポイントですね。これもスリットがあるのとないのとでは、全然違います。が、ほとんどの人が気がつきませんねー(^^;) この後、塗装工事をするのですが、俄然感じが変わってきます。お楽しみに(^_^)v



立柱方式による木造住宅(和風モダン)

外断熱工法


設計 天羽英雄 建築設計事務所 天羽英雄


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