TPP賛成63%に増 内閣支持上昇72% 共同通信世論調査
共同通信社が23、24両日実施した全国電話世論調査によると、環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加に賛成は、前回1月調査の53・0%から10ポイント増の63・0%に上った。日米首脳会談で「聖域なき関税撤廃が前提でない」と認められたのを受けて賛成論が広がった形だ。反対は24・7%。安倍内閣の支持率は前回比6・1ポイント増の72・8%に上昇。民主党支持率は6・0%で、旧民主党などが合流した平成10年の結党以来最低となった。
TPP交渉参加に賛成する理由(二つまで回答)は、「貿易自由化は世界の流れで、日本にとっても不可欠だから」の59・2%、「日本企業の輸出機会が増え、韓国などに対抗できるから」の43・0%が上位。反対理由の最多は「農業が打撃を受け、農地が荒れて環境面への影響があるから」の45・4%。内閣支持率の70%超えは平成21年9月の鳩山内閣発足当初以来となる。
この世論調査の記事には「誤魔化しが感じられる」のは小生だけでしょうかね?
ネットの世界では「世論調査は世論誘導の最たるもの」として認識されています。
巷間言われている事は「数字の改竄」を指摘される事が多いのですが…。
この記事を読んで「ん?」と思った事は調査の結果で出てきた数字の事ではなく
TPPに反対の理由に関する記述が「農業の事だけに特化されている」のは何故?と
思ってしまいます。
要は農業を理由に反対するのは「選挙の為」という事に繋げたいのか?という
思惑があるのが見え隠れしている事です。 あまりの姑息さに笑ってしまいます。
確かに農業が理由で反対する方々もいますが…
もっと怖い理由があるから反対している意見をこの記事に書かれていないのは
それを書くと都合が悪くなる勢力が存在して、その勢力の意向に沿っているから
農業を前面に出し、「本当の問題を隠蔽しているのでは?」と思えてなりません。
もっと深刻にならなければいけないのは…
「国民皆保険・ISD条項・政府調達金融サービス等なのでは?」と思うのですが
そちらの方は全くこの記事からは伏せられています。
こちらをメインに議論させると非常に困るからでしょうね。
ま、農業は10兆円で保険は700兆円なら700兆円を取りに行きたくなるのは
人情でしょう。 実際、アメリカが狙っているのは医療・保険の700兆円です。
ま、実際は交渉に参加するかどうか?という段階ですし、場合によっては
交渉に入った場合でも「交渉決裂でも構わない」と個人的には思っていますし
「何が何でも交渉妥結させなければならない類のものではない」という事です。
我が国のいけないところは前のブログでも言わせて貰いましたが…
「交渉事は何が何でも妥結させなければならない」という
強迫観念が強すぎるという事でしょう。
ま、マスゴミは「交渉決裂=失敗・失政」とネガキャンをするのでしょうが
「言うだけ大将で責任を取らないマスゴミが何をか況や!」という事を
世間に認知させれば少々のネガキャンは撥ね帰せるでしょう。
我々は腐れマスゴミの誘導に乗せられる事無く、冷静に事の成り行きを
見守るべきだろうと小生は思っています。
我々が声を上げる時は…自民党が掲げた6条件が担保されないとなった時に
一斉に蜂起すれば宜しいかと思う次第です。
以上、乱文にて失礼します。