コントロール、一進一退 | 直腸がんなど

直腸がんなど

2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

【排便障害・私の現状】


下記リンクのページに書かれている内容、ほぼ私にあてはまる事ばかりです。



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リンク1

直腸癌術後の排便障害


http://www.coloproctology.gr.jp/aboutsickness/archives/16


リンク2

排泄ケア

排便障害による生活機能の低下


http://www.carenavi.jp/jissen/ben_care/syukan/life.html




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最近の私の排便障害コントロール法


・骨盤底筋体操を寝る前にする

・整腸剤のビオスリー配合錠を一日3錠飲む

・長時間の外出時には、下痢止めのロペミンを飲む

・便秘や残便感のある時には、マグミット(酸化マグネシウム)を飲む

・乳酸菌を摂る(ヤクルトかラブレかヨーグルト)



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このコントロール法でうまくいっているかといえば、半分半分です。


リンク2のページにあるように、便秘薬と下痢止め薬の使用による、悪循環もあります。


ロペミンにしてもマグミットにしても、本来の使い方ではない時に使用している感があります。


それでも、たまにバッチリうまくいく日もあるので、半分半分なんです。




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先週は、上記の自分なりのコントロール法で過ごそうとして、半分うまくいき、半分苦しい思いをしました。



月  便秘。


火  便秘。夜マグミット2錠服用。きっちり2時間後にお腹が痛くなり、何度かトイレ通いしてスッキリ。


水  便秘。


木  便秘。祝日で家族の用事あり。便秘の方が助かる。夜マグミット1錠。(マグミット2錠ではお腹が痛くなりすぎるから)


金  だらだらと排泄始まる。だらだら続いてお尻が痛い。朝昼夕方マグミット1錠づつ飲む。変化なし。明日は大事な用事。スッキリさせておきたい。たまらず、夜マグミットを2錠飲んでみる。変化なし。だらだら続く。


土  朝から大事な用事。その間だけピッタリ止まる。(気の持ちようか?)用事が済んだ途端に便意。だらだら続く。


日  友人とランチ。朝にロペミン2錠。 3時頃まではピッタリ止まる。 友人と別れた途端に便意。再びだらだら。現在に至る。



と、このようにマグミットを多めに飲んだ後に、下痢止めのロペミンを服用するという事をした結果、自分の予定は何とかこなせたものの、今はだらだらとしたトイレ通いに苦しんでいます。


つまりは、私のコントロール法は良くはない、という事です。でも、外出先で粗相をした訳ではなく、一定の効果はあったと思いたいです。



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リンク1のページに、


その後の経過はどうなるのか

 症状は数か月から数年かけて徐々に改善します。しかし、中には何年たってもほとんど改善しない人もいます。


とあります。果たして、自分はどちらなのか。


今はまだ、これからも改善していくと信じていますし、ほんの僅かながら改善していると思っています。


私はまだ徹底した食事管理というものまではできていないので、そこも改善の余地はあると思います。



できれば、薬にはあまり頼らず、少し多めにトイレに行けば済む、くらいになれるように、まだまだ試行錯誤しつつやっていきます。



時に大変な思いもしていますが、肛門温存はできて良かったという気持ちの方が強いですし、これから手術をされる方には、あくまで私のケースとして受け止めていただければ、と思います。