48分間の特別版 | 10月の曇り空

48分間の特別版

AKB48の岩田華怜(かれん、14)がNHK「カレンの復興カレンダースペシャル」(14日前10・05)で、被災地の今を伝える。

仙台市出身で避難生活の経験があり、8月から被災者のブログを紹介する1分間番組「明日へ1min カレンの復興カレンダー」(月曜後7・56)のナビゲーターを担当。

今回は48分間の特別版で現地取材を行い、「被災者のリアルに注目してほしい」と訴えている。

岩田が訪れたのは、岩手県釜石市と宮城県名取市閖上(ゆりあげ)。

津波の爪痕が強く残る場所だ。

その風景の中で、そこに住む被災者と自身も被災した岩田が、本音の交流を展開するドキュメンタリーになっている。

釜石では、復興にはまだ遠い町並みが見渡せる高台に上り、来年春に就職する高校3年の女子生徒と対面。

都会に憧れていたが、震災後に「小さいことでも、ふるさとのために私が何かできれば」と進路を変え、地元・釜石で就職することを決意したという話を聞く。