★「バッキンガム宮殿」
場所・ イングランド ロンドン市
竣工・ 1703年
敷地・ 1万坪
様式・ ネオ・クラシック様式
見学・ 交代式は11時30分、日は10時など時間が決まって見学可
4月~7月は毎日1回、その他の月は2日に1回
7月26日~9月24日は一般入場が有料で可能
最終訪問・ 2000.08
イングランドの首都、ロンドン市の中心部にある英国王室の宮殿です
約1万坪の敷地を誇り、舞踏会場、音楽堂、美術館、接見室や図書館等が設置されています
部屋数は、スイート19、来客用寝室52、スタッフ用寝室188、事務室92、浴室78、部屋総数775です
宮殿に勤務する人は約450名、年間の招待客は4万人にもなるといいます
宮殿正面広場には、ヴィクトリア記念碑が建立されており、その向こうではセント・ジェームズ・パークとトラファルガー広場につながるザ・マルが、生い茂ったプラタナス並木に沿って位置しています
1837年にヴィクトリア女王の即位の際にセント・ジェームズ宮殿から移り住み、以後バッキンガム宮殿はイギリス王室の公式の宮殿となりました
1913年にザ・モールと直線で繋がれた建物とバルコニーが建設され、このバルコニーが祝日になれば王室一家が国民の前に姿を見せる場所となっています(ニュースでも見る光景)
因みに、宮殿の屋上に王室旗が掲げられている時は王または女王が在宅、イギリス国旗なら不在を示しています
イギリスの名物と同時に重要な観光イベントである衛兵交代式は、外周護衛を担当する5連隊がそれぞれ交代する際に見学可能です
名物の衛兵交代式、英国は制服がカッコいい
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バッキンガム宮殿といえば衛兵の交代式ということで、同行者の子たちと時間までに行って宮殿周りに集まって待っていました
この宮殿までは地下鉄の駅からハイド・パークの中を通って行きました
ロンドンの公園イメージといえばblurの「Park life」という曲のイメージで公園が多いと思っていたので「これがロンドンの公園かあ」と思って通り過ぎました
さすがは大英帝国の観光地だけあり、宮殿の周りには世界中の観光客が集まっていていろんな人種の人たちがいて面白かったです(自分もね)
日本の皇居や国会議事堂にも中国人など観光客が多いことを考えるとやはりその国の王室の宮殿や議事堂というのは観光地なのでしょうね
そして衛兵交代の時間がやって来ました
生身の人が動いているのに動きがロボット的でなんだか人間ぽくなくて面白かったです
衛兵の人も微動だにせず固まっているのも(Mr.Beenではそれをいじくるのが面白い)
そして赤い軍服のデザインがやっぱりかっこよくて良かったです
英国のデザインてタータンチェック(スコットランドですが)を筆頭にどうしてこうもカッコいいのでしょうか(ユニオンジャックも大好き)
有名な観光地なのでとりあえず制覇できて良かったです
宮殿の方はTVでもよく見るので「ああ、TVの通りだなあ」という感じかなあ
あの栄華を極めた大英帝国の本拠地と思うとすごいかもですが
宮殿・観光地・衛兵好きの方にもオススメです(^^♪
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★「王立公園 ハイドパーク」(Hyde Park)
場所・ ロンドン市ウェストミンスター地区、ケンジントン地区
公園整備・ 1820年代
公園設計・ デシマス・バートン
広さ・ 625エーカー
イベント・ 1851年 世界初の万国博覧会会場
THE ROLLING STONES、PINK FROYD、QUEEN、ERIC CRAPTON
RED HOT CHILI PEPPERS、blur、FOO FIGHTERS ライブ
小説舞台・ 「ジキル博士とハイド氏」ハイドの死に場所
最終訪問・ 2000.08
イングランドの首都、ロンドン市にある巨大で有名な公園です
公園内で最も古くから残る部分はイーバリー卿の荘園跡です
この荘園の面積は1ハイドであったとされ、これが公園の名称の由来となっています(HYDE)
荘園跡を含めた土地はイングランド国王ヘンリー8世によって1536年にウェストミンスター寺院から買い上げられました
公園のレイアウトは1820年代に建築家デシマス・バートンによる設計を元に建造されました
ケンジントン・ガーデンズが平坦であるのに対して、ハイド・パークは隆起に富んでおり、前者と対照をなしています
1851年には世界初の万国博覧会であるロンドン万国博覧会の会場となり、数々の伝説のロックコンサートも開かれていることでも有名です
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ロンドンでは公園も観光の一つということで公園も一人で(なぜだか一人だった)行って来ました
今、考えるとロンドンを一人で歩いていたなんて信じられませんね
ロンドンは8月でも涼しい日が多く、年間でも30度を超える日は数日しかないとか
このときも乾燥してカラッとした涼しさで、東京の湿気と灼熱の夏からするととても過ごしやすくてびっくりしました
なので日本人はカーディガン1枚はおらないと少し寒いくらいなのに、欧米人の人たちはタンクトップ、キャミソール1枚なので体感温度が違うんだなあと思いました(いつももっと寒いので20度でも暑く感じるのかも)
公園では寝転んだりしてみんなもリラックスしていました
しかし、雨も多いのがロンドンの定番
この後に雨に降られ慌ててお店に入って傘を買いました
でもロンドン名物の公園と雨を同時に体感できたというのは収穫でした
写真がないのが残念ですね
このときは夕方になって雨も降って来てしまったので、この日は郊外のホテルまで地下鉄チューブに乗って帰りました
私の大好きなUKサウンドは雨の町だからこそ
でもこの雨による霧に煙るロンドンの町はとても風情がありました
そういえばこの2週間の旅で雨に降られたのはロンドンだけです
さすがは夏でも雨の多いロンドンだなあと思いました
この町であの憂いを帯びた壮大な、私の大好きなoasis、TRAVIS、COLDPLAY、RADIO HEADなどのUKロックサウンドが生まれたんだなあと思うと、この雨も特別なものに思えてきます
永遠に色あせないTHE BEATLESなどのUKロックのメロデイー、、、
この気候だからあのサウンド(新潟の気候と似てる)なんだなあと身をもって体感でき、さらにUKロックが実感を持って響いて来ました
その土地にはその土地特有の太陽の光、空気感、気候などがあり、それが音楽性にも影響を与えているんだなあと思います
(例えば熱帯・ジャマイカではレゲエ、米・西海岸では明るいHARD ROCK、憂鬱な気候の米・シアトルではグランジとかね)
それにしてもこのところの私の大好きな音楽の街・ロンドンがテロで傷付いているのが本当に悲しい、、、(犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします)
ロンドンは中学の頃は将来住みたいくらい好きな町だったので、、、
全9か国、15都市を周った中でもやはり1位はロンドン、2位はNYでどちらも暮らしてみたい町でした(どちらも英語が問題だな)
先月にテロのあったマンチェスター出身の2人
先月のマンチェスターでのテロに対して、ノエル兄さんはoasisの名曲「Don`t look back in anger」の印税を寄付されたそうです
弟のリアムはテロのチャリティーライブに参加するため、ドイツから駆け付けました(自身のライブの他、COLDPLAYの演奏する「ドンルク」にも参加)
さすがは2人ともマンチェスター出身の大スターですが、リアムの共演の提案(偉いぞ、リアム)もむなしく2人の共演はなかったなあ、、、
今回のチャリティーライブの主題歌みたいなのがoasisの「Don`t look back in anger(怒りに転嫁するな)」で、本来の歌詞を変えてリアムが「痛みや悲しみを怒りに変えてはいけない」といったような内容で歌っていたそうで、リアムも大人になったのか
この曲のコンポーザーでシンガーの本人が来なかったという、、、(まあ家族もいるし事情があったんでしょう)
ロンドン・公園・雨好きの方にもオススメです(^^♪