「長野市・松代・旧白井家・表門」
白井

 

旧白井家・表門の長屋門は外観見学のみ

場所・ 長野県長野市松代町松代

電話・ 長野市観光協会 026-234-7165

竣工・ 江戸時代(1846年)移築復元

構造・ 木造長屋門 瓦葺き

最終訪問・ 2011.06 松代地区再訪

*長野市・文化財

長野県北部、県庁所在地の長野市にあります家
この表門は、もと表栄町に建っていましたが、平成12年に現在地に移築復元しましたアップ
建築年代は、松代藩文書などから弘化3年(1846)であることがわかりました本

白井家は、松代藩の中級武士であり、真田家家中明細書によると、白井初平が高100石、元方御金奉行、御宮奉行などを勤めましたビル
子の平左衛門も文武学校権教授に出仕し、また、佐久間象山との親交も密にしていますニコニコ

表門は、3間1戸門形式の長屋門で、門部は太い槻の角材で作ってありますパー
間口が20m余りの長大な門で、背面に3つの居室部を付設し、白井家の陪臣武士などが居住したと見られ、門に住宅が続いているのも珍しい例と言えます目

 

桟瓦葺きの大型な長屋門は、松代藩では、天保期から多くなりますが、それ以前には茅葺の門が一般的であったようですべーっだ!

旧白井家表門は、長大な間口に対して、屋根を低く抑え、正面は間口の左右に出窓と与力窓のみの単純構造で意匠性が秀抜ですニコニコ
松代藩中級武士の代表的な表門として、旧松代城下の面影を今に伝える貴重なものです音譜

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「旧文武学校」 文武両道のハイクラスな松代藩の学校
学
このはす向かいにある武家屋敷 学校は見学可能グッド!


松代の中心地、「旧文武学校」のはす向かいにあります学校
先祖が文武学校の教授だったということで、もとは違う場所にあったそうですが移築でここに来たそうですアップ

 

中級武士でもこれだけの家に住んでいたということは、10万石でもけっこう裕福な藩だったのではないでしょうか!?
佐久間象山との交流もあったということで、けっこう有名な家だったのでは!?
「旧文武学校」とセットで見学してみても良いと思いますべーっだ!

歴史・武家・建築好きの方にもオススメです(^^♪