宿坊 「善光寺宿坊」
☆全国２位の規模
善光寺様門前の宿坊に泊まる☆
場所・ 長野県長野市元善町
電話・ 長野市観光協会 ０２６－２３４－７１６５
創業・ かなり古そう
竣工・ 宿ごとに違う
構造・ 木造から鉄筋コンクリートまで宿による
風呂・ 宿ごとに違う
料金・ ２食付き ８４００円くらいから 宿・人数・プラン次第
最終訪問・ ２０１１．０６ 長野市は４回目くらい
＊国宝・善光寺本堂 宝永４年（１７０７）再建
長野県北部、県庁所在地の長野市にある善光寺は６４３年の創建です
仏教に宗派が色々できる前にできたので、基本的に善光寺には宗派がありません
全ての仏教徒に開かれたお寺で全国から沢山の参拝者が後を断ちません
最近は外国人の方もよく見かけます
国宝 「善光寺 本堂」 撞木造り
時は６世紀、欽明天皇の頃、蘇我稲目は百済から仏像を得て、明日香の甘樫丘の西北麓の屋敷（現在は向原寺となっている、かっては推古天皇が政を行っていた所）に金の仏像を飾り布教しようとしたところ、運悪く疫病がはやり、それに気付いた物部尾興は仏像を盗み出し、難波の堀江に投捨てました
それから数百年も経って、本田善光と言う男が、難波の堀江から金の仏像（勿論日本では最初の仏像で、飛鳥寺の建立より古い）を探し出し、信濃の国へ持ち帰り、お祭りしたのが善光寺の起源だと言われています
「善光寺・仁王門」 有料で登れます
善光寺の本堂は「撞木（しゅもく）造り」という独特のもので江戸中期を代表する東日本最大の仏教建築として国宝に指定されています
確かに堂々とした大きな建物で迫力があります
７年に一度の「ご開帳」や「お戒壇巡り」、仁王門に登れる観光などが人気です
一生に一度は「牛に引かれて善光寺」参拝をしてみてはいかがでしょうか
「善光寺・山門」 江戸時代
この「牛に引かれて」とは宗教を信じない､善光寺にお参りした事もない意地悪なおばあさんが､牛にひっかかった洗濯物を追いかけて､着いた場所が善光寺だった…それ以来､善光寺の信者となったそうです
実は､その牛は､善光寺の布引観音菩薩の化身であったそうです（布引観音と善光寺ってつながってるんだ）
そしてこのエピソードは思いがけない他人の導きや偶然によって物事が良い方向へ展開することも意味しているそうです
宿坊の参考図書 「修行体験＆宿坊 ぴあ」
そんな善光寺には宿坊があり、寺参りの世話の一切を請け負い案内して下さいます
参拝を目的に訪れ、その寺に仕える僧侶の自坊で過ごすことができます
精進料理が美味しく予約の取れない人気の宿坊や家族的に温かく迎えて下さるところなど宿坊ごとに個性があります
最近の宿坊はきれいで快適な建物で旅館と変わらないようです
自分に合った宿坊を見つけて如来様とご縁を結んでみてはいかがでしょうか
前立本尊は７年に一度「御開帳」で、各地から沢山の参拝客が訪れ、何時間も並ぶなどかなり盛況のようです
お土産には定番の「善光寺名物・七味」をどうぞ
善光寺の朝は、数珠で頭を撫でてもらい、幸せを願うお数珠頂戴、本堂での朝事の参拝から始まります
参拝客も少ない幻想的な早朝の善光寺を味わえるのは宿泊者の特権です
はるか鎌倉時代から続いてきた伝統の宿坊で、同じく参拝をした昔の人を想像して、タイムトリップ感を味わってみることもできます
もちろん自分と向き合うことも宿坊での大事なことです
寺社・宿坊・パワースポット好きの方にもオススメです♪゜・*.:*・♪
＊
これ以外にも国内で２番目に多くの宿坊がありますので
ご自分に合った所を見つけてみて下さい
「善光寺永代宿坊・淵之坊」
精進料理が芸術的に美味しく人気
場所・ 長野市元善町４６２
電話・ ０２６－２３２－３６６９
料金・ ２食付き ８４００～１３６５０円
＊
「最勝院」
家族的な温かい宿坊で善光寺の歴史・境内案内も
場所・ 長野市元善町４９３
電話・ ０２６－２３２－２５９０
料金・ ２食付き １０５００円～
＊
「善光寺永代宿坊・玉照院」
鎌倉時代からの宿坊で独自のイベントも
場所・ 長野市元善町４７１
電話・ ０２６－２３２－２５４６
料金・ ２食付き ８４００～１２６００円
＊
「常智院」
お地蔵様のお寺、胡麻豆腐・蒲焼が絶品の精進料理
場所・ 長野市元善町４７８
電話・ ０２６－２３５－４０１２
料金・ ２食付き １０５００～１２６００円
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