コンビニエンスストア大手「ローソン」(東京都品川区)に現金3千万円などを要求する封書3通が送りつけられた事件で、封書の消印がいずれも東京都八王子市内だったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は八王子市内に土地勘のある人物がかかわったとみて捜査している。

 捜査関係者によると、3通の消印のほか、指定された現金の受け渡し場所も八王子市内で、場所を示す地図も同封されていた。ただ、捜査員が張り込みをしたが、指定された日時に受け取りに来た形跡はなかったという。

 ローソン本社に3月下旬から4月中旬に届いた3通の封書には「社長さん、これはうそではない。3千万円用意しろ」「いくらでもいいから」「毒物を入れさせてもらう」などと片仮名と漢字交じりで手書きで書かれていた。

 ローソンをめぐっては都内の4店舗で3月12、13日、パンや菓子にカッターナイフの替え刃が刺されているのが見つかっており、同課が関連を調べている。

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