社民党の照屋寛徳国対委員長は12日、国会内で記者会見し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「政権内部で海外移設を真剣に検討しているようには思えない。米国に過剰に遠慮して、主権国家としてきちんと主張していないのではないか」と政府の姿勢を批判した。
 照屋氏は、9~11日に米自治領北マリアナ諸島を視察した結果、「(同諸島の)サイパン、テニアンへの移設実現の可能性を強く確信するに至った」と強調。近く平野博文官房長官に両島への移設を真剣に検討するよう求める考えを示した。 

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