合格のご報告から、更新が滞っておりました。

昨日、今日と提出書類の収集に奔走しておりました。提出期限が来週の火曜日、すなわち,合格発表から1週間ですから、焦りましたね。誰かの役に立てばと思い、いかに列挙してみたいと思います。一応、そろえるべき書類はそろったようです(このブログを見た修習生予定者の方々、私が忘れているものがありましたら、お教えいただければ幸いです。)。

まずは、住民票の写しです。昨日役所でとりました。金額は300円でした。全国一律だと思われます。

次に、登記されていないことの証明書です。これは、法務局でとりました。出張所では取れませんでした。こちらも300円で、全国一律と思われます。

次に、大学および大学院の成績証明書(各1通)。私の出身大学および出身法科大学院では、成績証明書に卒業年月の記載がありましたので、卒業証明書は不要でした。各100円。これは、大学によって異なると思われます。

それから,健康診断票です。これが一番焦りましたね。私は、知り合いの病院勤務の方にお願いして、今日の午前中に予約ができました。即日発行していただけました。料金は5500円。これは、病院によって異なるようですね。

なお、血液検査については外注している病院もあるようです。血液検査があると、3日後にしか結果が来ないといわれました。ただ、血液検査は不要でしたので、即日発行していただけました。なので、予約の際には、血液検査は不要であることを(というか、検査項目を)お伝えしたほうが良いかと思います。また、再検査が必要になる方もいらっしゃるかと思いますが、再検査等結果報告書は、別に追完が可能ですので、健康診断を発表前にしておかなくとも、何とか間に合うと思います(責任はとれませんが。)。

あとは、写真ですね。数えたところ、計6枚でした(内訳は、30×24が1枚と、40×30が5枚。)。1500円でした。これも、写真屋さんによって変わるでしょう。大方一緒でしょうが。

というわけで、提出書類の収集だけで、7千円前後かかっているわけですね。まあまあしますね(健康診断が高いだけですが。あと写真か。)。これに、郵便料金がかかってきますので(最高裁宛(書留)が1通と、司法研修所宛(簡易書留)が1通。入寮希望者は、いずみ寮宛(簡易書留)にもう1通。)1万円くらいですか。

今確認したところ、すべて書類はそろっているようなので、記載事項を埋めて(何一つ埋まっていないw)、明日、提出しようと思っています。

私は、今年の司法試験は合格できないと思っていましたので、発表前は何の準備もしていませんでしたが、何とか、間に合いそうです。準備は大変とは言われますが(実際大変です。)、何とかなるもんですね。


明日は、修習生に話を聞いてこようと思います。

司法試験、合格していました。

いまだに信じられません。

ご報告まで。

司法試験に受かるにはどうしたらよいか。答えは、「本番当日合格答案を書くこと」。これ以上でもこれ以下でもありません。模試の成績、学校の成績、日ごろの行い等々は、全く関係ありません。司法試験は書面審査です。そして、私は今年は、これができなかったから落ちるわけで、来年これができるようになっているために、今勉強をしているのだと、言い聞かせています。


さて、では、答案には何を書くのでしょうか。

問題文を丸写しするのでしょうか。論証パターンを張り付けるのでしょうか。自分の知っている知識を書きなぐるのでしょうか。いずれも違いますね。答案は「考え」を書くものだと思われます。


試験が始まって、問題を読みます。問題文中の事実を、法律ないし法規範に当てはめて、結論を導きます。その過程を、自分の言葉で書きあらわします。これができれば受かる(きっと)。

では、日ごろは何を勉強すればよいのでしょうか。それは、「答案に書くもの(対象)」ではありません。「答案に書く「考え」を深めるための、ツールの習得」を行っているのです。その中には、定義や規範があれば、事実認定の方法、評価の方法、相場などもあります。いずれも「答案に書くため」に勉強するのではなく、これらのツールを使って、自分の考えを答案に書くことが重要なのではないでしょうか。

その際、「自分の考え」がたまたま判例にぴったりだったために、判例と同じ文言を用いて答案を書くということはありうるでしょう。判例から、考え方を学ぶこともあります。その際、表現方法も学ぶのです。

しかし、答案に書いているのは、あくまで自分の考えなので、論理矛盾はあり得ません。どのように表現してもいいのですが、たまたま、表現が判例と一緒だった、というだけなのです。


おそらく、判例を梯にして問題を解く、といわれるように、上記の答案作成方法より高いステップが存在することと思います。ただ、最低限ここができていれば、合格レベルにはいくのではないでしょうか。


まぁ、私は司法試験に合格していない、ただの一受験生なのでどれだけ信頼のおける内容かわかりませんが、受験生が持っておく意識として、悪くないのではないかと思い、記事にしてみました。


それにしても、明日発表というだけあって、かなり弱気ですね。笑

司法試験受験生といえども、年がら年中勉強しているわけではありません(個人の感想です。こんな甘いからくずなのか?)。定期的に休息をとらねば、体力も精神力も発揮できないでしょう。

ということで、休息を正当化した上で、明日は休息をとろうと思っています。映画でも見に行こうかと。

ただ、頭のスイッチはオフにしてはいけません。一瞬でも、勉強することが大事だと思います。

完全にスイッチをオフにしてしまうと、次にオンにするのが億劫になってしまいます。このスイッチの入れ方は人それぞれでしょうが、実は、同一人物であっても、時と場合によってこのスイッチが変わることがあると思っています。

私の場合、基本的には机に向かうことでオンにできるのですが(そのように訓練しました。)、たまに、うまくいかないときがあります。こういうのを、スランプというのでしょうか。

ま、私自身はスランプなど信じていないのですが。それはただの努力不足でしょう、と。厳しいかもしれませんが、自分ができないことができている人は星の数ほどいるわけですから、言い訳ばかりして入れられません。その間に決定的な差をつけられてしまう可能性があります。

勉強のスランプは勉強でしか脱せない、何かの本で読んだ言葉ですが(たしか、「ドラゴン桜」です。)、その通りだと思います。

でも、そのとっかかりが、わからないんですよね。

こういう状況を作り出さないためにも、やはり、完全にスイッチをオフにすることは、避けたほうがいいだろうな、と思っています。

ということで、明日はどこかで時間を作って、何かしましょうかね(ざっくりw).


今日はこれで学校から帰るつもりなので、頭が休息モードです。短い記事ですが、今日はここまで(明日は多分書かないでしょう。)。

取り調べの可視化が問題となっていますね。だいぶ前からですが。

また、勉強時間の可視化も、このブログでは、過去に言及したことがあると思います。とはいえ、勉強習慣がついてしまえば、時間を図ることも不要にはなってくるのでしょうが。かくいう私も、最近では勉強時間を図ることはしていません。たまには、したほうがいいのかな。


タイトルはこれらとは関係なく、今日の記事は、「思考フローの可視化」です。


現在、木村草太先生のLIVE本を使って、司法試験の過去問を検討しています。

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とてもいい本ですね。何がいいかというと、木村先生が、問題を読んでどう考え、どう解答していくかが文字にしてあらわされているところです(これが「思考フローの可視化」だと思います。)。

問題を解答するときには、「考え」なくてはなりません。「考え」ずに解答して合格するのは、天才だけでしょう。その天才は受験生の数パーセントいるかいないかです。きっと、私には想像もつかないくらい頭がいいです。こういう方が、トップで合格していくのでしょう。

ここと戦うのは、私には無理です。

才能もなく、ただ地道にコツコツと勉強して、ギリギリ最下位で受かるかどうか、という勉強をしていますので、そもそもの土俵が違うと考えています。司法試験という土俵は一緒ですが。

さて、そんな私は、彼らのように、問題文を速く読んで瞬時に分析し、答案を作成するという能力を持ち合わせていません。問題を速く読む、解答用紙に速く書く点については、ある程度努力で何とかなるかもしれません。その点のテクニックについては、これからも鍛えていくつもりではありますが、それも中身が伴っていなければ意味がありません。

中身を充実させる時に重要なのは「考え」るところです。その「考え」方については、ゼロからやっていては到底かないません。誰かのをパクるしかない。

ここら辺ができれば、「合格」なのでしょう(ほかにも種々の要素はあるとは思いますが。)。したがって、合格者、合格するであろう人から、パクるしかありません。

では、どうやればパクることができるのか。一つは、これらの方が書いた答案の分析だと思います。再現答案の分析の重要性は、ここにあるのではないでしょうか。

私は、今年の試験を受験するにあたって、再現答案の分析をしていませんでした。というか、怠っていました。

「日本語くらいかけるわ」というおごりです。日本語を書くことは難しい、ということは、このブログでも何度か過去に言及したことはありますが、わかっていてもこの調子ですから、前途多難です。

さて、もちろん表現面での分析も欠かせないのですが、上記のように内容面での分析も欠かせません。というか、後者のほうが大事なかもしれません。そのことをひしひしと感じています。

ここら辺が自分でできる人は、天才でなくとも、合格していく方たちなのでしょう。できれば、この層に入りたいものです。

ただ、再現答案はあくまで再現答案ですから、再現者の頭の中までわかるわけではありません。たまに、ブログ等で再現答案を公開していらっしゃる方もいらっしゃって(それ自体、素晴らしいことだと思います。)、どういう考えで書いたのかまでコメントを付していらっしゃる方もいらっしゃいます。でも、それはあくまで、「補足」という面が大きいと感じています。

その「考え方」という面を前面に押し出したのが、上記のLIVE本だと思っています。他の科目もこの形で出してほしいものですが。笑

思考フロー自体は、総論的に木村先生が示してくださっていますが、私には難しすぎるので、自分のものにするためには、これを自分で再構築する必要があるかな、と思っています。その際には、各論的な知識も入れていけたらベターですかね。

できれば他の科目も思考フローを確立したいですね。もちろん、通用しない科目もあるかもしれませんが、個人的には、憲法、行政法、民法、民訴、刑法、刑訴、労働法はできそうかな、と思っています(残ったのって商法だけじゃないですか!これは、自分が苦手だからそうなのでしょうか。)。

そんなことしてたら、来年の試験が来てしまいそうな気もしますが。